ぐらぐらの歯 (世界傑作童話シリーズ)

  • 福音館書店
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834021547

感想・レビュー・書評

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  • いもうとちゃんのきかんぼっぷりには ほんと嫌悪感抱いてしまったくらいなんですけど、ふとしたところでちょっとずつ変わっていく姿が微笑ましいです。
    周りのひとたちが否定的でないところ、その穏やかな見守りと声掛けのしかたに「大人」の姿を学びました。

  • 自分にも、妹にもこんな頃がそういえばあった。とほっこりしてしまいました。子供ってよくわからない自分ルールがあるんですよね(笑)

    • yuko-romarinさん
      投稿にいいね有難うございました。
      たまごやきさんの本棚はいろいろな本が紹介されていて楽しいです。
      酒井駒子さん大好きなのでこの絵本探して...
      投稿にいいね有難うございました。
      たまごやきさんの本棚はいろいろな本が紹介されていて楽しいです。
      酒井駒子さん大好きなのでこの絵本探してみます。
      2015/05/05
  • 酒井駒子の挿絵に惹かれて買ったが、とても可愛らしい物語であった。

    きかんぼだけど好奇心に圧倒されてワガママなもともとの主張を忘れてしまういもうとはとても愛らしい。
    ひとには誰もこんな妹があり、その妹はロージー・プリムローズを(大事に)引きずっているだろう。

  • イギリスのお母さん達はこの本を読んで育ち、その小さな娘たちも勿論お母さんにこの本を読んでもらうらしい。英のアマゾンレビュー見ると、ママ達の思い入れっぷりがすごい。
    結構壮絶&長いイヤイヤ期を過ごしているのに、おかあさんはしかる時も「××してはいけません」程度で、菩薩のよう。

  • カワイくてむかつくは~。

  • きかんぼの妹を持つ長女がとても共感できたようです。

  • 短いお話集。きかんぼのちいちゃいいもうとがどんなにひどくきかんぼだったか?お姉さんの私が語る形になっています。私としては、我が儘ばかりの妹にお姉さんが我慢し過ぎていないかとても気になりましたが、お姉さんは別のところでちゃんとお母さんの愛情を受けていたのでしょうね。しかし、あっぱれなほどのきかんぼさんに、現代の並のきかんぼさんは、感心して読むでしょうね。

  • サンタのじいさんなんか嫌い!
    と駄々をこねる妹の表情がなんともかわいくて、こんな妹が居たら毎日お祭りみたいに楽しいだろうな、なんて思ってしまいました。
    …だがよくよく振り返ってみると自分の幼年期も彼女と大して変わらないこと(川に水遊びに行って全身びしょぬれになってしまうとか)を仕出かしていたのを思い出しました(-_-;)

    ほっぺたのぷくっとしたところとか童女の顔立ちをたった1本の線で描き出してしまう酒井さんの力量ってすごいよなぁ。

  • きかんぼのちいちゃいいもうとだった者としては、
    まあ、
    身に覚えがあったりなかったり。
    駒子の挿絵にセキユリヲが装丁とか。
    何そのお洒落感。

    旧版の堀内誠一の挿絵も見てみたいなー。

  • 5月30日読了

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著者プロフィール

ドロシー・エドワーズ ドロシー・エドワーズ Dorothy Edwards幼いころから父親に読書を禁じられるほどの本好きだった。イギリスのストーリーテラーの第一人者といわれ、BBC放送で幼児向けのおはなし番組を担当していたこともある。彼女の作品は、話して聞かせるのに理想的に作られている。幼い子の気持ちをよく理解し、ささいなことでも子どもにとって重要なことを実にうまく語る才能をもっている。いくつかある作品のうち「きかんぼのちいちゃいいもうと」のシリーズが代表的。BBC放送でお話されてのち1950年代に出版され、今日まで子どもたちの人気をよんでいる。

「2006年 『いたずらハリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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