ぞうくんの あめふりさんぽ (こどものとも絵本)

著者 : なかのひろたか

• 福音館書店 (2006年5月20日発売)

作品紹介・あらすじ

今日は雨降り。それでもぞうくんはごきげん。かばくんと一緒にお池の中を散歩します。ところがお池は深くなって、泳げないぞうくんは…。小学校初級向き絵本。

感想・レビュー・書評

[シマクマ君さんの感想 · 2021年6月10日]

　もう何年も昔のことになってしまった、あの頃、子供たちがようちえんだったり、やっと歩き出したりし始めてにぎやかだった我が家で、「きょうはいいてんき！」の大合唱が懐かしい「ぞうくんのさんぽ」の続きを見つけて、もう読む人もいないのに買ってきたワイフと二人で声に出して読みあう老夫婦の暮らしの「平和」。
　そういうのも悪くないと思いませんか？ブログにも感想書きました。
　　　https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202105310000/

[海と青硝子さんの感想 · 2023年11月22日]

雨の日だってごきげんなぞうくん、やっぱりお散歩です。いつもと逆で、泳げないぞうくんを友だちが水の中で支えますが…やっぱりどっぼーん、でも、パニックの中でぞうくんが泳げた！　よかったよかった。

[momchapさんの感想 · 2020年9月23日]

かわいい本。ほっこりとする。泳げなかったぞうくんも、たくさんの友達のおかげで雨ふりの川でも楽しめることが、読んでいて楽しい。なぜかどんどん小さい動物たちが下に入っていくところも面白い。水が苦手な私もこれなら楽しそうだなぁ、と思える。

[ゆりママさんの感想 · 2021年10月3日]

息子がケラケラ大笑いしながら読んでる絵本。文も短めですぐ読めてしまいますが、読み方をより面白くすると大笑いです！

[くまこさんの感想 · 2021年9月27日]

2歳7ヶ月
ぞうくんのさんぽとは逆の展開が面白い。こちらも興味を持ってみていました。かめくん重そうだね！とわかってる様子。

[ただのネコ@子育て3年生さんの感想 · 2018年8月17日]

3歳1ヶ月、6ヶ月児に読み聞かせ。
登場する動物たちに合わせて声を変え楽しく読んでいます。オチの展開では擬音に子供が大喜び(いや、、、寝てくれよ)。シンプルなストーリーですが、何度も読まされています(暗記しました。)

[kanakoさんの感想 · 2007年3月24日]

大人気「ぞうくんのさんぽ」の３６年ぶりの続編。１作目でレタリング（文字）担当のなかのまさたかさんが２００１年に他界されたため、この本では弟のなかのひろたかさんが、お兄さんの文字を見事に再現され、お一人で完成されました。１作目とは逆順で背中に乗っていくのが楽しい。

[くまぞうさんの感想 · 2024年5月14日]

「ぞうくんのさんぽ」シリーズ2作目。
ぞうくんが雨の日に散歩へ。
登場する動物たちから雨の雫や葉っぱまで、他にない画風や色合いが素敵なシリーズ。

【ママ評価】★★★★★
大好きなぞうくんシリーズ。
独特な描き方の絵が今回も素敵。
ぞうくんが散歩するパターンは『ぞうくんのさんぽ』と同じだけど、池を散歩するところやぞうくんの上には乗らないところなど、ちょっと違いがあって楽しい。
『ぞうくんのさんぽ』の時から設定を考えていたのか、登場する動物たちが池や水と近しい動物なので読んでいて受け入れやすいし、この登場人物(登場動物？)たちならではのストーリーが楽しい。
絵本のサイズがやや大きめなところもこのシリーズの良いところ。
読みやすいだけではなく、大型の動物のインパクトがある。
絵本を広げた時の世界観の広がりや、ぞうくんたちの世界へ没入できるような気さえする。
ストーリーものんびり心地良いし、ちょっとしたオチもクスッと微笑ましい。
とっても好きなシリーズ。

【息子評価】★★★★
かなり幼い頃に読んだけれど、その頃の息子には殆ど響かなかったシリーズ。
ゾウ好きの息子なので好きかと思ったのにちょっと残念だった。
もう少し成長したらまた読もうとお蔵入りされていたので、久しぶりに読んでみた。
「うわー」「どっぼーん」というページがすごく楽しそうで、絵や白背景の効果もあるのか嬉しそうに笑って聞いていた。
作者の思惑通りな気がする。
その後のオチというか、「ぞうくんがうかんだ」というクスッとするような間の面白さは息子にはまだわからなかったみたいだけど。
正直もう少し前に読んでも良かったかもしれない。
母がゾウくんシリーズが好きなので、もう少し早く出会わせてあげたかったという気持ちになった。
2歳7ヶ月

[balloonflowerさんの感想 · 2023年9月24日]

前回読んだシリーズと同じく、毎日このやさしい世界観で過ごしたい

[雨巫女。さんの感想 · 2023年7月11日]

《本屋》【再読】みんな優しい。(笑)
ぞうくんも、泳げるようになってよかった。

著者プロフィール

なかのひろたか　1942年、青森県生まれ。桑沢デザイン研究所リビングデザイン科卒業。アニメーション・スタジオ、デザイン会社勤務を経て、現在は絵本の創作に取り組んでいる。作品に『ぞうくんのさんぽ』『ぞうくんのあめふりさんぽ』『ぞうくんのおおかぜさんぽ』『なきむしおばけ』など、絵を担当した作品に『３じのおちゃにきてください』『ゆうちゃんとめんどくさいサイ』『ゲーとピー』『カユイ カユイ』（以上、福音館書店）など多数。

「2019年 『かめくんのさんぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」