- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834022407
作品紹介・あらすじ
こよみのいえが12けん、みんないえのとをしめてひとりぼっちですんでいた。
感想・レビュー・書評
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暦の家が12軒あって、
みんなひとりぼっちで住んでいます。
ある日、1月さんが、たくさん並んだ正月料理を見て、
「ひとりじゃつまらないから、友達を探しに出かけよう」
と2月さんの家の扉をノックします。
「遊ぼうじゃないか」
1月さんは2月さんと雪合戦をして楽しみ、
もっと友達を探そうと、2人で3月さん家へと向かいます。
3月さん、4月さん、5月さん…
とお隣さんを順に訪ねるうち、暦友達は増えていきます。
そして、12人が集まったとき…
その月その月にぴったりのキャラクターと、
季節を感じさせる行事、食べ物、風景…
日本の12ヶ月がいっぱい詰まった、とっても楽しい絵本です。
1年の始まりに読んでも、1年の終わりに読んでも、
もちろん、今日読んでも大丈夫。
だって、いつ読んでも「今月」があるもの!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
月ごとの風景をイメージしやすい
文章もリズム感があって、子供が好き❤️ -
「とんとんとん、あそぼじゃないか。と声をかけて、友達探す1月さん。12の月があつまって、すてきな「こよみ」ができあがる。季節のうつりかわりも楽しめる。」
(『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部 より) -
カレンダー、月日の移り変わりを絵本を通して感じられます
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1月が2月を誘い………てな感じで12月まで誘う。最後は素敵なしかけえほん!四季折々に。
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月(季節)の擬人化というのも絵本によくある型。どんなふうに擬人化するかが作者の腕の見せ所。
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読了年齢:5歳
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2017.12.23
1月さんから12月さんがそれぞれ住んでいる12軒のこよみの家。12人は次々と隣の家の扉をたたいて、一緒に遊びはじめ、一年の変化を楽しみながら、どんどん友だちになっていく。日本の12ヶ月。四季や文化を感じられる絵本。
子どもと一緒にしみじみとお正月に読みたいなあ。最後の扉を開けるしかけが嬉しい。ちらっとのぞく表紙の絵がなんともかわいいじゃないか。 -
図書館で借りて読み。
カレンダーに興味を持つきっかけになればなあ、と思って。
どの程度ピンと来たかはわからないけど、興味は持ってくれた模様。最後の仕掛けのページが楽しい。
なんでみんなですむことにしたの?って聞いてきたので、みんなで一つのカレンダーになれば寂しくないからじゃないかな、って答えといた。