- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834024142
感想・レビュー・書評
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幼稚園本。終始、ゆうちゃんの肝がすわっていて感心してしまいました。息子たちはワクワクして聞いていました。
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3歳〜。
教訓を説くタイプの絵本ですが、面白い!
積極臭さがなく、子どもはワクワク、大人はほっこりとします。
大人にとっては悩ましい子どもらしさが、うまく描かれています。キャラクターの造形も良い。だから、説教臭さがないのかも。
ジブリ作品したら、ヒットするのでは、と思いました。 -
めんどくさいサイという駄洒落でタイトルだけで笑いが起こります。
オオカミや鬼のお母さんが我が子を牙や角だけで認識する大雑把さもおもしろい。
めんどくさがって極限までほったらかすとその居心地の悪さに気づくのですね(笑)
サイの舌打ちや結局めんどくさい結末も笑えます。 -
自分が子どもの頃に好きだったので図書館で借りてきたらムスメモ気に入りました。
「へいきのへいざ」とか「めんどくさいったらさーいさい!」とか耳に残る楽しい言葉があって読みやすいです。
絵が『ぞうくんのさんぽ』でおなじみのなかのひろたかさんだとは!初めて知りました。 -
笑えるし、絵がなんか可愛い。
イモが美味しそう!
めんどくさいサイいい人そう(笑) -
めんどくさい。
ゆうちゃんが、いろいろめんどくさがって…
尻尾とか、キバとか、ツノとか生えてくるの。
で、いろいろなおうちにお世話になるんだけど、
で、さいごにめんどくさいサイってサイのことにいくことに。
さいごはね
この子ね…反省しないで、そこから逃げていくんだけど。
面白いお話だけど…反省しようよ、ゆうちゃん。
いや、おうちに帰って反省したのかもしれない。
そんな風に思う、絵本。 -
年少~年長。6分。
めんどくさがりのゆうちゃん、朝、お母さんに怒られてもパジャマのまま、歯も磨きません。そのうちきばが生えてきてお母さんに「オオカミの子におなり」と怒られてしまいます。ゆうちゃんは怒られても全然平気、オオカミさんのところに行きますが……。
同じ言葉の繰り返し、同じ状況の繰り返しがあって、3歳くらいの小さなこどもにも楽しんでもらえる本です。めんどくさいと言っているゆうちゃんにこどもたちは共感できる部分も多いのでしょう。
後半、教訓くさくなってしまうと、絵本の楽しみが減ってしまうように思うので、さらっと読みたいです。 -
ゆうちゃんは朝起きても服に着替えず歯も磨かないでパジャマのまま。
そうしていると歯が伸びてキバのようになってしまった。
キバの生えた子はオオカミの子とお母さんに言われるのでそのままオオカミの元へ。
オオカミは人数が多いと思いつつも子どもとして扱うけど、手を洗わないでご飯につくと今度は角が生えてきて、鬼の元へ行くことに。
鬼のところへ行くと今度はしっぽが生えてきて、トロルのところへ。
トロルのところではパジャマを来ていたけれどベットが足りなく、更に人間だとばれて追い出される。
歩いて行った先はめんどうくさいサイのすみかだった。
めんどうくさいサイはぐうたらで何にもしない。
ゆうちゃんはさすがに手を洗いたくなって手を洗い、歯を磨くとキバも落ちて、髪をなでると角は落ち、しっぽも取れてお母さんの待つ家へ帰るのだった。
めんどうくさいサイは追いかけるのもめんどうくさい…。
ゆうちゃん、ずぶとい。
このめんどうくさいサイというモンスター、嘘をついたときに現れたモンスターの話に出てきたモンスターみたい。
きちんとしないとめんどうくさいサイになっちゃうよ、というのはいいかも。 -
めんどくさいサイがかわいくて、不思議な世界に子どもたちは黙って楽しんでいます。
めんどくさいサイ。これも私が小さい頃読んでもらった大事な絵本。