ねぎぼうずのあさたろう〈その8〉にんにくにきち はしる! (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
4.00
  • (8)
  • (14)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 166
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834025729

作品紹介・あらすじ

人気シリーズ第8作目は、にんにくにきちの親子の感動物語。小さいころに別れた母を探して、街道をひた走るにきちを待ち受けていたものとは?!とちのみこぞうとともに、母親が切り盛りするという料亭に忍びこんだにきち。そこで母と涙の再会を果たしますが、悪者のこんにゃくだまのもんじの一味があらわれて。さあ、にきち、男の見せ所です。夜の濃密な空気のなか、親子の情感が大胆かつきめ細やかに描かれた感動作!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 表紙のにんにくにきちのヒゲが…集合物恐怖症のケがある私には、少しきついwでも気になって見てしまう!!

    あさたろう番外編
    お供するにんにくにきちがどうして旅をしているのかがわかるお話。
    なかなか良かった。これぞ人情物。8巻の中で一番好きかもしれない。

    にきちのお母さんの顔もインパクト大!特大!

    子供たちは解説しないと、なにがなんだか分からなかったみたいだけど、強烈な絵と展開のおかげか、9巻の予約要請があった。

    今日は息子の誕生日。
    5歳になっても一緒に本を読んでくれて嬉しい。

  • あさたろうから離れてにんにくにきちが何をしていたのか、のお話。

    9歳の時に家を出た母を探して、にきちは旅に出ることにしました。
    とちのみこぞうに、「それらしい人がいる」と聞いて、あさたろうに告げず会いに行きます。
    しかし、母が営んでいる料亭は悪者一味に狙われていて…。

    母親も、ならず者か盗人のような風体のにきちを警戒して、「息子は死んだ」と言いますが、正直に、悪いことをしていた時もあったが、今は心を入れ替えていると伝え、あさたろうの話から誤解が解けます。

    妹の存在も明らかになり、このまま親子で仲良く暮らしてもいいのですが、にきちはもう少しあさたろうと旅を続け、一人前になったら帰ってくると母と約束をし、あさたろうの元に戻ります。

    いい話ですが、一つ気になるのが、にきちの顔。
    盗人のような風体に母親は警戒しますが、もともと盗人顔じゃないか?
    それとも母と生き別れた後のすさんだ生活が、にきちの顔を大きく変えてしまったのでしょうか。
    うーむむ。

  • 息子9歳5ヶ月
    息子が喜びそうな本を、母が選んで図書館から借りてきています。時々息子リクエストの本も。読み聞かせほとんどしなくなりました。母はサミシイ。

    読んだ◯
    好反応◯
    何度も読む(お気に入り) ◯
    「また借りてきて!」「続き読みたい!」◯
    その他

  • よかった

  • スピンオフ?あるいは番外編といったところか。にきちの親子、みんなにんにくなんだねぇ。楽しかった。

  • その8。東海道で京都まで行くのに、もう少し。
    今回は姿を消していたにきちさんが、その間、
    どうしてたかというお話。位置関係が逆になってて、
    おや、と思ったけど、あさたろうさんに報告してたのね。
    再会できてよかった。

  • 今回は、あさたろうの相棒「にんにくのにきち」をメインの物語。
    にきちの元相棒「とちのみこぞう」が今回もニクイ。

  • あさたろうからこっそり離れて生き別れたお母さんを助けようとにんにくにきちが活躍します。
    相変わらずの調子が楽しいです。

  • 絵本  EM||イイ||8

  • みにぴ ミク氏 2011.06.18

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1947年、埼玉県秩父生まれ。「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で、第11回赤い鳥さし絵賞受賞。『ねぎぼうずのあさたろう その1 とうげのまちぶせ』(福音館書店)で、第49回小学館児童出版文化賞受賞。『みずくみに』(小峰書店)で第20回日本絵本賞受賞。著書に「くろずみ小太郎旅日記」シリーズ(クレヨンハウス)、『おふろ、はいる?』(あかね書房)、『おせんとおこま』(ブロンズ新社)、『スサノオ 日本の神話』『天の岩戸アマテラス 日本の神話』『因幡の素兎オオナムチ 日本の神話』『スサノオとオオナムチ 日本の神話』(小社刊)など多数。近著に『ぼくとお山と羊のセーター』(偕成社)がある。

「2023年 『飯野和好 日本の神話 全5巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

飯野和好の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×