- Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834080797
感想・レビュー・書評
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繊細な日本人の美意識と
自然と共存してきた民の知恵
編む、結ぶ、巻く、組む
美しく包み、貯え、運び
用が済めば、土へと還る
そして新しい命を育てる
「卵つと」と呼ばれる包みの
完成されたデザインが素晴らしい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表紙絵が欲しくて 傑作集で登録してあります。
月刊 たくさんのふしぎ
2000年6月号 183号
木と皮で包む
文・絵:U・G・サトー (画家)
写真:後藤九(ごとう あつみ)
写真:酒井道一(さかい みちかず)
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=4398
雑誌 15923-06.
T1115923060709.
自然の中にあるものを使い、使い終わったら、土に戻りまた命になるもので暮らす。
藁、竹、わっぱ ホウバの葉っぱ 笹 竹の皮 竹籠
木綿、絹、麻なのどの自然素材の布の風呂敷
竹の皮に包まれた おむすび おいしそう♪ -
図書館で借りて読み。
8歳児F、小学校の総合の「たべものはかせになろう」の単元で納豆について調べたため、この本にも記載があったので借り。
だが、本人はほかの本「しょうたとなっとう」を参考文献としたため読まず。
4歳児Aが興味を持ったのでパラパラめくって読み。
やっぱりおにぎりとか、飴とか食べ物系は強い。
植物素材で食物を包む、だけでなく、その背景にある日本の包む文化、風呂敷文化にも触れてあって、大人としてはとても興味深かった。 -
2016年6月11日
<JAPANESE PACKAGE> -
★★★★★
藁やタケ、葉っぱ、ふろしきの包む文化を
ふろしきが仲間はずれな感じがしたけど、包むってすごい。芸術だ。
米俵の実は繊細な能力に脱帽!
(まっきー) -
BTに良さそう。
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笹、竹、わら、木の皮。
色んなもので食べ物を包みます。
植物で包むからおいしいのです。
それもまた味になる。
しかしわらはほんとに万能ね。
植物でつつんだ食べ物と、風呂敷の包み方が紹介されています。
大人用の本では結構見ますが、児童書でわかりやすく紹介されているのは結構貴重だと思います。 -
納豆や米俵からおすし、おかしなど、日本で育まれてきた藁や木の葉などを使う包む文化を美しい写真で紹介していく。植物で包むことによる香り・風味づけ、防腐効果、そして用済みになれば土に帰ること、そうした工夫に感銘をうけたところに風呂敷が登場し、四角い布がどのような形のものでも自在に包める、という草木で包むのとはまた違った魅力を紹介して終わる。
今の暮らしでは日々の暮らしの中であっというまにプラスチックの包装ゴミがあふれてしまい、その問題もさることながら、木や草のもつ防腐・風味付け・通気性などの効用についても見なおしてもよいのではないか、というか、今のわたしたちの食べている発泡トレーに入れられた食べ物は一昔前の天然の器に入ったものよりもやはり一段貧しいものなのではないかと思った。