- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834081770
作品紹介・あらすじ
男の子ピーテルが、家族とともに運河沿いに住んでいます。今日は、父さんが育てた花を町の花市場に売りにいく日です。「あら!たいへん!父さんがおつりのお金を忘れたわ!」父さんが出かけた後、母さんは声をあげました。「ぼくが届けるよ」と、ピーテルはいいました。「花市場までは遠いわ。ピーテルひとりでボートをこいでいくのは無理よ」はたして、ピーテルはおつりの入った箱をお父さんに届けられたのでしょうか。
感想・レビュー・書評
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街の建物や花のイラストが綺麗で素敵な世界観でした。
ストーリーは途中から登場する男の子によって思わぬ展開に・・・
二度目は、子犬に注目して読みました。 -
ピーテルの村に春がやってきました。お父さんが育てた花を市場へ売りに行きます。運河に浮かんでいる舟に花を積み込んで、さあ出発です!実際に運河を渡っているように、街の景色が流れていきます。目的地である花市場はどんなところなのでしょうか。
(約9分) -
なんて美しいオランダの景色
人々の暮らし
やさしいタッチで静かに語ってくれます
『おひさまいろの きもの』の作者だと知ってびっくり
大正時代の懐かしい風景が好きでした
でもやわらかい色彩は
この作者のすてきなところですね
ほわほわとして本を閉じました
≪ オランダの 春の花市 運河漕ぎ ≫ -
絵が柔らかい色彩でしかも細かく見ていて飽きない.物語もお金を落としてどうなるのかと思ったら,お見事な解決!楽しめます.
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オランダを舞台とした物語。
市場へ花売りに出かけた父親に忘れ物を届けるためにひとり船を漕いで運河を市場へむかうピーテル、ところが道中で思わぬハプニングが起き…
はらはらさせつつも、ああよかった、とにっこりほっと胸をなでおろして終えられる組み立ては広野さんらしい。やさしく繊細な色づかいも物語に似合っている。そしてアムステルダムの町並みがなつかしい。