おとうさんは、いま (こどものとも絵本)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 143
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834083095

作品紹介・あらすじ

絵本を読んでくれると約束したお父さんが、まゆちゃんが寝るときになっても帰ってきません。お父さんは、何してるのかな。きっと今仕事が終わったんだ… とまゆちゃんの想像がふくらんでいきます。かっぱのガタロウに追いかけられたら、お父さんはどうするだろう。傘を開いて、舞い上がれるから大丈夫。想像はどんどんふくらみます。最後には想像と現実がぴったり合って、嬉しいお父さんの帰宅。約束通り絵本を読んでもらいます。

感想・レビュー・書評

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  • 「絵本を読んでくれると約束したお父さんが、まゆちゃんが寝るときになっても帰ってきません。お父さんは、何してるのかな。きっと今仕事が終わったんだ… とまゆちゃんの想像がふくらんでいきます。かっぱのガタロウに追いかけられたら、お父さんはどうするだろう。傘を開いて、舞い上がれるから大丈夫。想像はどんどんふくらみます。最後には想像と現実がぴったり合って、嬉しいお父さんの帰宅。約束通り絵本を読んでもらいます。」

  • 「おとうさんは いま…」と仕事で帰りが遅くなるお父さんの行動を想像するまゆちゃん。
    会社を出て、電車に乗って、駅を出て商店街を通って…微笑ましい空想が展開されるが、河童のガタロウが出てきたところから急に不穏な雰囲気に。『ガタロウに つかまると、もう おうちには かえれない』『かっぱの くにに、つれてかれちゃう』で一気にヒイィィィ!と気分は急降下!その後も夜道でお父さんとガタロウのホラーめいた追いかけっこが続き、スリリングなことこの上ないw
    読み終えた6歳の息子の感想は「もっと平和な絵本よんで」だったw

  • 購入本。「夏の庭」の湯本香樹実さんの本。仕事しているお父さんの帰りを待つお話。

  • 残業でまだ帰ってこない父。しかし父はなんとガタロウに追われているのであった!父は無事娘が待つ家にたどり着けるのか!?サスペンス。

    寝る前の絵本に。

  • 2017.3.16
    お父さんが帰ってくるのを待ちわびる女の子。「今お父さんはなにしてんのかな」「どのへんにいるのかな」と早く帰ってこないかなあの期待とともに、いろんな想像を繰り広げる。愛されてるね、お父さん。

  • 購入本。「夏の庭」の湯本香樹実さんの本。仕事しているお父さんの帰りを待つ話。

  • 【パパのいまにフォーカスしている絵本】
    仕事で遅くなったパパ。パパに絵本読んでもらうーと約束している子どもの気持ちを考えると泣けてくる。ガタロウはまゆちゃんなんだろうか。約束してるから、急いで帰る気持ちが伝わってくる。絵本好きな子ども、パパ大好きな子どもに育って良かったね、パパ。

  • お父さんが遅い日は娘はガタロウに追いかけられないか心配している。ガタロウをこわがりながらも大好きな本。遅いから会えないと思っていたお父さんが帰ってきて絵本を読んでもらうと本当に嬉しそう!

  • 幼稚園年少教材→親戚へお下がり

    会社帰りのおとうさんは
    今はこんなことしてるかな?って
    想像していると…
    思いもよらない展開でした(笑)

  • 【図書館で】湯本香樹実さん作で、ずっと読みたいと思っていました。『いま』は、まさに “いま” なんだな~と思いながら読みました。とくに好きな絵ではないけれど、お話は好きです!

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著者プロフィール

1959年東京都生まれ。作家。著書に、小説『夏の庭 ――The Friends――』『岸辺の旅』、絵本『くまとやまねこ』(絵:酒井駒子)『あなたがおとなになったとき』(絵:はたこうしろう)など。

「2022年 『橋の上で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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