とうふやのかんこちゃん (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 93
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834083675

作品紹介・あらすじ

かんこはとうふやの子どもです。父さんは親方のもとで修行したあと、とんがり山のふもとにお店をひらきましたが、思うように売れません。ひとり悩む父さんを見てかんこは力になりたいと思います。そんなかんこのもとに2匹のキツネがやってきて、おいしいとうふづくりのコツを伝授してやるといいます。キツネとかんこのふしぎな関係が、父さんのとうふづくりを後押ししていきます。家族のあたたかさと思いやりに満ちあふれた物語。

感想・レビュー・書評

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  • 第30回読書感想画中央コンクール 
    小学校低学年の部

    きつねのおはなしはよくありますが
    これはいいですねえ
    かわいくって
    ファンタジーだけど現実がきちんとあって
    やわらかい気持ちで読みました

    ≪ とうちゃんの とうふはやっぱ いっとうてん≫

  • 3年生大豆の単元に関連。
    親へのお手伝いの気持ちが子ども目線で良い。
    きつねの歌のリズムや、踊るシーンが可愛い。

  • 豆腐の作り方がわかる。教えてもらった歌もかわいい。

  • ちょっぴりファンタジー。とうふはこうして作られるということを知るにもいいですね。

  • とうふ屋のかんこちゃんは、おとうさんのとうふが大好き。でも、おとうさんは、自分のとうふの味になっとくがいかないのです。そんなあるひ、2ひきのキツネがやってきて、「とうふの味がわかる」といいます。そこでかんこちゃんは、キツネにとうふを食べてもらいましたが…。
    おとうさんのことが大好きなかんこちゃんと、ちょっぴりえらそうなキツネたちの、楽しいお話。

  •  とんがり山のふもとで、豆腐屋を始めたかんこのおとうさんは、まだまだ満足のいく豆腐を作れないでいました。

     日曜日のお昼寝の時間、かんこはお店に誰かが来たことに気づきました。行ってみるとそこにはキツネのおばあさんと子ギツネがいました。
     キツネのおばあさんは豆腐作りの達人で、おいしい豆腐の作り方を伝授してくれると言いました。

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著者プロフィール

吉田道子 1947年、東京生まれ。博多、京都で育つ。小学校3年生までに引っ越しすること6回。それぞれの土地で、ことばの違いやおもしろさに出会う。いまは、湖と峠のある町に住み、川の魚のいろいろを飼っている。著書に『おにもつはいけん』(福音館書店)、『ネコジャラシはらっぱのモグラより』『きりんゆらゆら』、日本児童文学者協会賞受賞の『ヤマトシジミの食卓』(以上くもん出版)『じっちゃんはゆうれいになった』(岩崎書店)、『12歳に乾杯!』(国土社)、『みんなが月にいく前に』(大日本図書)など。京都市在住。

「2017年 『とうふやのかんこちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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