しっぽがない! コアラとヒトのしっぽのなぞ (たくさんのふしぎ傑作集)

著者 : 犬塚則久

• 福音館書店 (2018年6月6日発売)

作品紹介・あらすじ

りくのうえ学校は、脊椎動物（骨のある動物）が通う学校です。ある日の授業のテーマは、骨のある動物の特徴とはなにか。その大きな特徴に、担任のいぬやま先生は、しっぽがあることをあげましたが、コアラのふくろいくんとヒトのあだちさんは自分達にはしっぽがないことにきづき、顔をみあわせます。さてどうしてか？　カバやヘビ、羊にカメレオン……脊椎動物たちの多種多様なしっぽのはたらきを探りながらしっぽの謎を追います。

感想・レビュー・書評

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年3月27日]

「りくのうえ学校は、脊椎動物（骨のある動物）が通う学校です。ある日の授業のテーマは、骨のある動物の特徴とはなにか。その大きな特徴に、担任のいぬやま先生は、しっぽがあることをあげましたが、コアラのふくろいくんとヒトのあだちさんは自分達にはしっぽがないことにきづき、顔をみあわせます。さてどうしてか？　カバやヘビ、羊にカメレオン……脊椎動物たちの多種多様なしっぽのはたらきを探りながらしっぽの謎を追います。」

[しげさんの感想 · 2022年4月6日]

シーラカンスがくれたヒントでよく宿題の答えがわかったなと思った。

[あきぼさんの感想 · 2021年5月11日]

人間にしっぽがないのはそういう理由だったのか！

[ritsucaさんの感想 · 2020年4月19日]

読書メーターより転記: 【2歳10ヶ月】このとき借りた中でたぶん一番文字が多かったんだけど、一番読みたがったのがこれだった。しっぽ、という題材だったり表紙がコアラだったりした影響だろうか。しっぽのあるなし、進化の過程。

[ユさんの感想 · 2019年9月14日]

「先生、ぼくにはしっぽがないんですけど。鉛筆の芯のさきみたいなとんがりが、ほんのちょっと手にあたるぐらい」
進化の過程でいらなくなってなくなったってこと
ホッピング乗ってるふくろいくん可愛い
しっぽ、動物ごとに色んな役割がある

[ayaponさんの感想 · 2018年7月14日]

しっぽがある動物、ない動物のちがいは？しっぽの役目は？

[arukudesuさんの感想 · 2018年7月1日]

しっぽについての考察がとても興味深いです。

[れもんさんの感想 · 2018年6月27日]

　しっぽの働きって、たくさんあるのですね。

著者プロフィール

犬塚則久　1948年生まれ。動物形態学者。京都大学大学院で動物の化石の研究を学び、東京大学で人体解剖学を教えた。いまは古脊椎動物研究所の代表。理学博士。哺乳類の骨や歯の化石の形をいま生きている動物と比べたり、働きを考えたりしながら、それがどんな動物だったか復元しようとしている。 子どもにむけた共著に『ぼくらの野尻湖人』（講談社）、『絶滅した日本の巨獣』（築地書館）、一般にむけた単著に『恐竜の骨をよむ』、『「退化」の進化学』、『ヒトのかたち５億年』など。絵本は本作がはじめて。

「2018年 『しっぽがない！』 で使われていた紹介文から引用しています。」