ねぎぼうずのあさたろう その11 なかせんどう もどりたび (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 110
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834085792

作品紹介・あらすじ

あさたろうが草津の追分から中山道を通って秩父に戻るまでが描かれます。あさたろうが山道に入るやいなや、傷を負って倒れている一人の男ちゅうじに出会います。あさたろうは彼を助けて、しばらくの間、近くの炭焼き小屋に滞在します。ちゅうじは正義感に駆られ、悪代官を切った罪で追われている身。やがてちゅうじを追って悪い役人たちがやってきます。いったんはちゅうじをかくまったものの、出発の時に見つかってしまい、あさたろうと役人たちの戦いが始まります……シリーズ完結編です。

感想・レビュー・書評

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  • ついに完結あさたろう。
    最後までつかえながらの読み聞かせになってしまったが、親子で人情の世界を楽しんだよ。ありがとう。

  • 6歳6ヶ月の娘
    3歳6ヶ月の息子に読み聞かせ

    ねぎぼうずのあさたろうシリーズ
    存在は知っていたけど
    ちゃんと読んだの初めて。

    時代劇みたい? なんだね

    江戸っ子な語りが
    読むの難しいけど楽しい

    これはちゃんとその1からよまないと

    でも娘も息子も
    いまいち食い付きが良くない

  • 本当に京都に行かずに家に向かったんだねえ。
    そしてまた人助け。

    悪代官を切った罪で終われているきねつきむらのちゅうじ。
    賞金目当てで追いかけてくる悪い役人につかまらないように、ちゃんとけがを直して自分で自首できるように、あさたろうは炭焼き小屋でちゅうじを匿います。

    そもそも秩父の家から逃げ出さなければならなかったあさたろうの事情は何も解決していないし、お父さんが出奔していた理由も明かされないし、シリーズの終わりとしてはもやもやする。

    唯一よかったのは、にんにくにきちがあさたろうに手紙を書いたこと。
    お母さんのもとで、真っ当に生きているんだなあということがわかって、嬉しくなった。

  • 長女が絵だけで面白そうで借りたんだけど、いきなり11巻。(笑)全然何がどういう話なのかわからなかったけど、昔の語り口調は読んでて面白い。そしてなかなか深いことを書いてあるなぁ。

  • あさたろうの最終回。長いあいだありがとうございました。面白かった。

  • 良かった

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著者プロフィール

1947年、埼玉県秩父生まれ。「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で、第11回赤い鳥さし絵賞受賞。『ねぎぼうずのあさたろう その1 とうげのまちぶせ』(福音館書店)で、第49回小学館児童出版文化賞受賞。『みずくみに』(小峰書店)で第20回日本絵本賞受賞。著書に「くろずみ小太郎旅日記」シリーズ(クレヨンハウス)、『おふろ、はいる?』(あかね書房)、『おせんとおこま』(ブロンズ新社)、『スサノオ 日本の神話』『天の岩戸アマテラス 日本の神話』『因幡の素兎オオナムチ 日本の神話』『スサノオとオオナムチ 日本の神話』(小社刊)など多数。近著に『ぼくとお山と羊のセーター』(偕成社)がある。

「2023年 『飯野和好 日本の神話 全5巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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