怪奇まんが道 (集英社ホームコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834232394

作品紹介・あらすじ

怪奇の道は一日にしてならず!!
少女怪奇漫画を牽引し、『エコエコアザラク』でオカルトの扉を開けた古賀新一。『蔵六の奇病』等、その異質な作風が当時の子供たちにトラウマとなった日野日出志。『富江』を始め、その空想力で怖さの世界を広げた伊藤潤二。『不思議のたたりちゃん』他、90年代ホラーブームの女王として一世を風靡した犬木加奈子。その4人の創作秘話を描く!

感想・レビュー・書評

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  • 古賀新一、日野日出志、伊藤潤二、犬木加奈子 四人の漫画家を志したきっかけ(理由)と創作秘話を紹介した作品。

    一般の漫画家に比べて怪奇漫画家は余程マニアックな本でない限りあまり紹介される事がないので、企画(題材)としては良いといえる……のだが、掲載誌(「コミック特盛新耳袋アトモス」)や作者が「怪奇」に拘ってうまく生かしきれてないように感じる。

    一人一話20P(日野日出志のみ二話)ではそう細かく描けない事は分かるがもっと四人の人物像にスポットを当てても(深く掘り下げても)良かったように思うのだが……

    1巻の表記が無いのでこれで終わりのようにも見えるが現在 続編の予定もあるとの事。

    出来ることなら次回は 呪みちる、神田森莉、森野達哉、さがみゆき女史、楳図かずお御大達の登場を願ってやまない。

  • 『怪奇まんが道(2015)』を読んでみた。 この作品に参加されている”漫画家”さんのことが分かって面白かった!!そして、自然と涙した。「怪奇まんが道 奇想天外篇」もいずれ、読みたい。 やっぱ、”漫画”っていいよなー。 

  • ホラー漫画界の巨匠たちにインタビューしていく実録物。伊藤潤二氏の発想が現実的そうで浮世離れしているところもあり面白い。他の方々も作品裏話みたいな感じで読み応えあり。

  • 犬木加奈子さんは、小学校高学年から中学生までの漫画黄金期時代によく読んで、まだ脳裏に残っている。今は引退されてたようで、ちょっと淋しい…。

  • 伊藤潤二先生の作品を軽く読んだくらいで、この作品でインタビューを受けてらっしゃる方々の漫画はあまり読んでこなかったのですが、
    ホラー漫画家も4人もいればそれぞれ描き方のスタイルや作家性が全く違うものだなと感じました。
    例えば日野日出志先生が努力家のタイプだとすると伊藤潤二先生は感性や感覚で描く天才肌のタイプなのだなと感じました。

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