YEBISUセレブリティーズ (ビーボーイノベルズ)

著者 :
  • ビブロス
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本棚登録 : 148
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835215846

感想・レビュー・書評

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  • 再読です。やっぱりこの2人いいわぁ♪ フェロモン滴るオレ様・久家×美貌をメガネで隠すクールビューティ・益永。益永にとって誰よりも不愉快な男だった久家、だけど久家の才能に嫉妬すると同時に強く惹かれていた… 嫌いだと思い込む事で自分の想いに歯止めをかけなければならない程に… そして久家も一目惚れに近い感情を益永に抱いていた。この王道たる甘さがたまりません!

  •  東京・恵比寿のデザイン・オフィス『Yebidu Graphics』。
     そこに所属するデザイナーたちは、容姿・実力共に超一流ばかりが揃っている。
     そんな彼らを、巷では『セビスのセレブリティ=セビリティ」と呼ぶ。

     今回の主人公は、そんなエビリティの1人である益永和実。
     彼は完璧主義で努力家。おまけに人嫌いで他人と触られるのも苦手、というクールビューティー。
     そんな彼は、同じエビリティの一人・久家のことが大嫌い。
     久家は毎朝遅刻同然で現れ、女の匂いをプンプンさせている。おまけにモデル並みの容姿とファッションセンスで誰の目をも引きつけずにいられない。そして何よりも、努力家の益永とは全く正反対の天才肌。

     そんな益永と久家が仕事を組むことになった。
     できれば久家とは近寄りたくもないと思っている益永にとっては迷惑の話だが、実はそれどころではなく、久家と組む前の案件が担当者のしきりの悪さで、押しに押しまくっているのだ。
     担当者の言う通りに締め切りを上げようと思えば、自分の作業量から考えれば、不眠不休で作業しても間に合うかどうか。
     けれど今更彼を責め立てても、どうすることも出来ず残業禁止の職場で益永は一旦家に帰るふりをして、再び職場に戻ってくるという日々を一週間程続けていた。
     そんなある日、その現場をついうっかり久家に見つかってしまう。
     久家にだけは弱みを知られたくない益永は久家を追い返そうとするも、何も食べずに作業をぶっ通しでしていたことから顔色から知られ、無理やり手伝われてしまう。
     挙句の果てに、作業が終わると安堵感からぶっ倒れてしまった益永が次に目覚めると、見覚えのない部屋のベッドの上。
     聞くとそこは久家の部屋だという。
     久家を苦手視している益永はなんとかして家に帰ろうとするも、案外と甲斐甲斐しく世話をする久家に帰るタイミングを見失ってしまう。
     それどころか、つい怒らせてしまった久家に、益永は抱かれてしまって……

     という話でした。
     よくあるパターンのクールビューティーな潔癖性と、女たらしの恋愛話ですね。BLの王道です。
     基本的には、益永視点なので、初めての恋に翻弄されるクールビューティーが楽しめますが、実は久家もやきもきしていたことがところどころから察せられるので、王道を楽しみたい! という気持ちのある人にはとっても楽しめる物語だと思います。

     後、こちらの本はコミックスとのコラボ企画になっているようなので、別カップルの話を読みたい! という人はそちらを読むといいかもしれません。

  • 私はこの時代を知っている!バブルと呼ばれたあの時代を!!……みたいな登場人物も舞台もストーリーもキラッキラしてましたww  
    そして、この俺様とツンデレさんの恋愛物語、嫌いじゃないです。うん。 
    ただ、登場人物が多いのねん?これ総ほも?いろいろ気になりますのぅwww

  • BLの王道を突き詰めたように萌え成分が散りばめられています。キャラクターも魅力的だし読みやすく、萌えやすく、お気に入りのシリーズです。

  • 本屋の仕事をしている時、売れ筋として扱っていたリブレ出版(元のビブロス)
    まさかビブロスがつぶれるとは思ってなかったんでびっくりしたんですが、リブレとして復活してくれてよかったです
    で、その中でも常に店の常連が予約していくうちの1冊がこのシリーズでした
    何これそんなに面白いの?と思って試しに読んでみる
    …面白かったです(爆
    いわゆる業界モノというのはちょっとウチワ気味になりそうなものですが、面白かったです
    キャラがそれぞれ立ってるのと、お決まりの展開が待っているとわかっているのに何故かドキドキしてしまうという(笑
    一気に読めます。うっかりするとドラマCDにも手を出してしまいそうです(笑
    鋼ファンである私にとっては、ちょい役でもキャストに大川さんの名前があるとアブナイです(笑

  • 【東京・恵比寿のデザイン・オフィス『Yebisu Graphics』。そこに所属するデザイナーは、容姿・実力共に超一流の男たち──人は彼らをこう呼ぶ。恵比寿のセレブリティ=エビリティ、と。その一人で人嫌いの益永和実にとって、気紛れで女好きな天才肌の同僚・久家は誰よりも不愉快な男だったが・・・】

    初めて読んだBL小説。
    話は上手く、多くのお楽しみ要素が盛り込まれていたので、BL小説の入り口として抜群の一冊だと思いました。正解。

  • 久家×益永編です。
    性格も生活も全く違う二人の気持ちの変化(あ、これは益永だけか・・・)、気持ちのゆれが本当に絶妙です。

  • 和実さんのクールビューティぶりに悶絶して王子のキラキラぶりに参った★
    そして号泣。

  • 作家買いだったのですが、自分的に大当たり!出てくるキャラクターみんなそう(笑)なのはどうかとも思うのですが、シリーズとしてやっていくためには仕方ないかとも思うしね。

  • BL小説でここまでハマったのは初です♪惹かれあっているのに素直になれない二人にもどかしくも幸せを願わずにはいられません!

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著者プロフィール

好評既刊本!大人気シリーズ「ヘンな名湯」「もっとヘンな名湯」「日本百ひな泉」「真夏の温泉」(いずれも、みらいパブリッシング)作家、ひなびた温泉研究所ショチョー。本業のコピーライターのかたわら、webマガジン「ひなびた温泉研究所」を運営。日本全国のひなびた温泉を取材し、執筆活動をしている。「NHK ごごナマ」「テレビ東京 よじごじDays」をはじめ、テレビ、ラジオ、雑誌などメディアに多数登場。著書に「ひなびた温泉パラダイス」「戦国武将が愛した名湯・秘湯」「東京休日端っこ散歩」がある。

「2023年 『つげ義春が夢見た、ひなびた温泉の甘美な世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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