ハイラム・ホリデーの大冒険 上

著者 : ポール・ギャリコ 東江一紀

• 復刊ドットコム (2007年5月30日発売)

感想・レビュー・書評

[kumanecoさんの感想 · 2014年9月7日]

普通のおじさん頑張る！
感想は下巻で。

[rikoriko1221さんの感想 · 2012年9月15日]

「センチネル」誌の校正係、15年間に病欠も遅刻も一度もなく、友達はいないが気さくで礼儀正しいので部員たちには好かれている。

勤務時間外はアマチュアの冒険家だが実際に冒険に出かけるのではなく想像で。
しかし理想に近づくため、肉体やフェンシングは鍛えている。

そんなハイラム・ホリデーが有給休暇をとりヨーロッパ旅行することに・・・
すると想像ではなく、実際に冒険に巻き込まれていく・・・

外見は地味なおじさんだが、実はとても強いという、よくあるパターンといえばそうですが、
この物語が発表されたのが1939年だそうで。
二次大戦の、開戦間近で。

著者プロフィール

1897年、ニューヨーク生まれ。コロンビア大学卒。デイリー・ニューズ社でスポーツ編集者、コラムニスト、編集長補佐として活躍。退社後、英デボンシャーのサルコムの丘で家を買い、グレートデーン犬と23匹の猫と暮らす。1941年に第二次世界大戦を題材とした『スノーグース』が世界的なベストセラーとなる。1944年にアメリカ軍の従軍記者に。その後モナコで暮らし、海釣りを愛した。生涯40冊以上の本を書いたが、そのうち4冊がミセス・ハリスの物語だった。1976年没。

「2023年 『ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く』 で使われていた紹介文から引用しています。」