リアル鬼ごっこ

著者 : 山田悠介

• 文芸社 (2001年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ぎんぶちさんの感想 · 2011年10月6日]

高校生の時に読んで小説を好きになったきっかけの本。
スピード感あるストーリーと非日常、若かった自分にはぴったりの作品でした
。

[izumi-gumiさんの感想 · 2011年9月28日]

あっという間に読み終わりました。

設定がやっぱり面白いです！
自分も逃げ回っているかのような気分になって疲れました・・・ｗｗｗ

やっぱり人は、大切な人や生きる目標を失ってしまっては
生きている意味がなくなってしまうんだと思いました。
人は一人では生きられないってことを学んだ気がします！

でも、ラストのインパクトがちょっと弱かったのが残念でした((+_+))
話自体が面白いのに勿体なかったです。

[静香さんの感想 · 2011年9月6日]

国王の命令により７日間の間に全国の佐藤姓を抹殺するリアル鬼ごっこ。
その中で主人公の日常の生活〜最後の７日目の狂気的な心情にまで至る精神状態まで、細かく分かりやすく書かれていて現実感を帯びます。
逃走劇の間に出会う佐藤姓の生き別れた妹や、旧友などの人間劇も織り込まれていて、恐怖のミステリー作品が苦手な私は心の動きも深く読めるこの作品はスピード感があり、スラスラと読めました。
結末は読んでいる途中になんとなく気付いたため、あまり驚きや感動感が薄れてしまいましたが、
最後の７日目の鬼達の心情は私にとって伏線で面白いなぁと感じました。
追われる主人公だけではなく追う立場の鬼も、７日目は今までの罪の意識に囚われてしまい主人公に拳銃を託した。
相手方の気持ちも描かれていて、理解できる。
面白い小説でした。

[muguchanさんの感想 · 2011年8月25日]

設定は面白い！設定はいつもいいのに話は浅い。中学生なら素直に楽しめそう。

[syviさんの感想 · 2011年8月18日]

妹が友人から薦められ途中放棄した結果読んだ本。設定だけは良かった、が文章がどうしようレベル。アイデアがなんか出したら売れたって感じでしょうか？色んな意味で意識が遠退きました

[涙目のまりりンさんの感想 · 2011年8月8日]

発想自体はぶっ飛んでて中々好きなんだが、いかんせん文章が稚拙すぎる。携帯小説みたい。

王様の幼稚な考えとあいまっててそれはそれでいいのだろうけど、、、。

スケールが大きい割には描写が雑な上に結末が予測できちゃって内容がスカスカ。そんでもって「リアル」ではない。

[yanto001さんの感想 · 2011年8月8日]

あっという間に読み終わった．

文章の拙さを見て語彙のない中学生の作品かと思ったが，読み終わった後に20歳の作家の作品と知り，なんとも複雑な心境．

アイデア自体は面白いが，それをより活かすための文章力のなさが辛い．またストーリーとしてみると先が読める展開が多く，伏線が全くないため淡々と読み進めるしかない．

アイデアとしての評価で星2つ．

[ケロさんの感想 · 2011年7月24日]

初めて読んだ山田先生の作品。

‥ホラーとは違う「ぞっ（（（（:_;）」感が。
精神的にぞっとくるけど、山田先生の作品、読んじゃうんだよなー。

[bono0214さんの感想 · 2011年7月23日]

山田悠介の作品はどれも、アイデアは秀逸だと思う。これに文章力が付けば鬼に金棒なんですがね。

[よりさんの感想 · 2011年7月20日]

友人が貸してくれました。とりあえず２時間で読めました。

お話の舞台設定が非常にあいまいです。
出てくる土地は日本ですが絶対王政という設定なのでこの本はファンタジーなのか?とか最初思いつつ読みました。
本屋さんで平積みになってたり２０万部売れたベストセラーというので少し期待していたのですが前提条件に無理があるしラスト落ちも結構読めますよね。

あまり恐くもないし出てくる人物にも感情移入できなかったです。

著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』（水声社、2018）、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」（『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022）など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」