食べない、死なない、争わない (人生はすべて思いどおり--伝説の元裁判官の生きる知恵)

著者 :
  • マキノ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837672210

作品紹介・あらすじ

ベストセラー『食べない人たち』の「不思議なI先生」が遂にベールを脱いだ!教会に生まれ、裁判所で判事を務めるかたわら、ヒマラヤで学校づくりに奔走し、現在は尼僧-「いまを生きる16の知恵」を収載。

感想・レビュー・書評

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  • 不食について、断食のヒントを求めて読む。ひどいニューエイジ思想の本。輪廻転生を前提に無抵抗をうったえるが、チベットと中国の問題から日本に言及する話の中で、日本人には無抵抗をうったえている。然しその伝でチベット問題には解決を提示していない。極左とニューエイジの融合のようなとんでもない意見の持ち主。星一つ。

    著者は牧師の両親を持つ。その両親の寛大さを述べているが、私には子供の霊的管理に頓着しない無責任さと感じた。永遠の滅びを娘に及ぼす親は育児放棄と思ってしまった。そんな思いを随所に感じながら読んでしまうので、決してキリスト者は読まない方が良い。


  • 安らかな死
    インドの逝き方
    四住期
    1 学生期 学ぶ時期
    2 家住期 社会で仕事をし家族を養う時期
    3 林住期 引退して林に住み真理について考える時期
    4 遊行期 死ぬ準備をする時期

    死ぬことは苦しみも恐れもない
    生きているあいだよいことをしたから、またいいところに生まれ変わるだろうと思い、来世を楽しみに
    旅立っていく。
    日本では生きてほしい、長く生きてほしいと
    無理な延命をする、


    ティクナットハンの言葉
    『花は花以外のものでできている』
    『やっつけることばかりなぜ考えるのか
    私はあなた、あなたは私』

    『すべてのものは生々流転して同じところにとどまらない』ということを、仏教では『空』という。

    どの言葉も重みがある。決して押し付けていない
    のだけど、説得力がある。

    逝き方、生き方、在り方、
    どれも参考にしたいものばかり。
    巻末の『今を生きる16の知恵』
    がとてもよい。手帳に書き写しておこう。

    争わない生き方をしたいものだ。

    食べないというのも、なんとなくわかる気もする。
    まだまだできないが、きっと食べなくても
    生きていけるのではとも思う。
    でも、やっぱりお酒は飲みたくなるんだろうな。

  • 不食、ヘミシンク、ホメオパシーはこちらが未体験なのでよくわからないけど、生きる姿勢、考え方は素敵だと思った。
    亡くなられて残念。もっと長く活動して欲しかった。
    ガンジーの非暴力・非服従にも興味を持った。

  • ■アマゾンより引用

    内容紹介
    食べないから健康、死なないから幸福、争わないから平和。
    ベストセラー 『 食べない人たち 』 に登場する 「 不思議な I 先生 」 こと稲葉耶季が遂にベールを脱いだ!
    渋谷は公園通りの東京山手教会に生まれ、裁判所で判事を務めるかたわら、ヒマラヤで学校づくりに奔走し、
    現在は尼僧−−−−本能のままに行動して、すべてを実現させる生き方を余すところなく紹介した一冊。

    「 いまを生きる16の知恵 」を収載。

  • 不食のメカニズムの考察が面白い。だけど、やっぱり私は食べる楽しみの方が勝っちゃうな。食べないことがなにが楽しいのだろう、、と思ってしまう・・・
    インドの本来の遊行期の、死ぬ前の過ごし方は本当に素敵。そういう死に方ができたら、本当に素敵だし、幸せだろうなな。。。羨ましい。

  • 活字量も少なく簡単で分かりやすい。
    しかし言葉の奥にある深さ、真理みたいなものを感じた。

  • 食べない

    腸内細菌とプラーナで不食でいられる。
    人によっては水がなくても大丈夫で、空気がなくても大丈夫な人さえいる。食べない人ほど睡眠も必要としない。
    不食の重要な要素は「食べないほうが、心と体にとってどれだけらくで、どれだけ多くの幸福をもたらすか知ること」であるのだけれど、そうなるには心身が満たされて心地よく、自由であるという前提が必要なんだと。その前提がないのに飢餓で苦しむ人達に腐食を広めるのは困難だと。

    死なない

    来世を楽しみに生きていけたらいいね
    ブッダの「空」の考え方、良いなと思う
    平等で純粋な慈愛=コンパッション
    波動の高い純粋な愛に満ちた人と一緒にいると気持ちが良いというのはわかる。
    自身の訓練ができていないばあいには疲れる相手の波動にやられてしまうことも。本質の段階の差大きいから疲れるのだと。付き合いたくないと感じる人と無理に付き合う必要はないんだね。
    光の世界に帰りたいな。

  • ひとつひとつをご自身の経験から来る言葉で綴っているのでとても説得力があります。

    決して押し付けない言葉は逆に心に響きます。

    食べない(不食)に関してはとても気になります。

    食べるという行為、そして生きる為の栄養って一体何なんだろう・・・。

    興味はつきません。

  • 元裁判官と書いてあったが、それはあまりこの本には関係なく、ようは自分の魂が生きたいと思っているように生きろということがかかれていた。

    人は人。自分は自分。
    それを宗教家で理解している方は少ないので、これを読んでそう思えるようになってほしい。

  • 姉の友人が貸してくれた。私に必要と思ったから?

    スピリチュアルが強い場面もあるけれど、今の自分では受け入れられないところは流して、受け入れられるところをじっくり読むとすごく良い本だった。

    特に
    「したくないことはしなくていい」
    「会いたくない人とは会わなくていい」
    「食べたくないときは食べなくていい」
    などはとてもしっくりきた。

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著者プロフィール

1942年、東京都生まれ。67年、東京大学経済学部経済学科卒業。69年、同大学同学部経営学部を卒業し、東京都庁に就職。77年、司法研修所をへて静岡地方裁判所判事補となり、以後、名古屋、群馬などに勤務。93年、那覇地方裁判所判事。97年、横浜地方裁判所判事。同年、インド北部に「ヒマラヤ稲葉学校」を設立。99年、琉球大学法文学部教授。2006年、那覇簡易裁判所判事。09年、名護簡易裁判所判事。12年、定年退官。13年11月、臨済宗の僧侶となる。14年1月、弁護士登録。同年9月、インド・ラジギールで修行。15年1月よりインド・ナグプール仏教大学設立アドバイザーとして活動中。

「2016年 『神と人をつなぐ宇宙の大法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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