自分をもっと深く掘れ!

著者 : 新渡戸稲造

• 三笠書房 (1995年7月20日発売)

作品紹介・あらすじ

コツコツ努力することは大切だが、「生き方」の根本が間違っていたら絶対成功できない、大きく伸びない。第一級の国際人・知識人であり、大常識人でもあった新渡戸の決定版"自己開拓"40のヒント。

感想・レビュー・書評

[takabookmanさんの感想 · 2021年5月28日]

武士道精神からの本

生きていく上で必要な素養がわかる本

[H.Satoさんの感想 · 2015年1月3日]

専門バカよりも聞く耳をもつ素人の方が結局は強い。
これしきのことに腹を立てるようでは自分がもったいないと思え。
優れた目利き力は人生一番の財産となる。

[びあしん慶次郎さんの感想 · 2011年2月27日]

もっと精神を図太くするために読書。

多くの本でお勧め本へリストアップされる本。『武士道』は外国人向け、本書は日本人向けの内容だと思う。

自分と一番長く付き合っているはずの自分を知ることは難しい。だからこそ知ろうと努力し続けることに意味があるのだと思う。

心を磨き続け、人格を高める意識と努力。言動と行動を一致させる。心身統一をさせる。肯定的な精神態度。悪口を口にしない。よい師、お手本を多く見つける。反面教師を多く持つ。

また再読する予定。

読書時間:約55分

著者プロフィール

1862年南部藩士の子として生まれる。札幌農学校(現在の北海道大学)に学び、その後、アメリカ、ドイツで農政学等を研究。1899年、アメリカで静養中に本書を執筆。帰国後、第一高等学校校長などを歴任。1920年から26年まで国際連盟事務局次長を務め、国際平和に尽力した。辞任後は貴族院議員などを務め、33年逝去。

「2017年 『1分間武士道』 で使われていた紹介文から引用しています。」