- Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837924869
作品紹介・あらすじ
本書で紹介する勉強法は、「斉藤式システム速読法」最小の時間で、最大の情報を得る「超効率読書術」+「速読耳トレーニング」頭脳回転スピードを上げる「驚異のメソッド」。だから…超スピードで大量の本が読め、確実に頭に入る!仕事のスキルアップや試験対策も思いのまま!簡単なのに、すぐ役に立つ。「一生モノの勉強法」。
感想・レビュー・書評
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本書で紹介される速読は、「スキミング」「スキャニング」を始めとした、いわゆる拾い読みですね。著者は「スキミングやスキャニングと拾い読みは違うものだ」と書いていますが、私は大きく分けて「拾い読み」だと思います。
「拾い読み」で意味を取るのはこれはこれでまた一つの技術です。かなり理解力が必要な高度な速読の技術だと思います。
苫米地英人先生や私が一番影響を受けた川村・若桜木式(ジョイント式)速読では「拾い読みではなく一字一句抜かさず読む」速読を理想としています。
だから私も今までずっと一字一句読むことにこだわっていたのですが、結局それではいつまでたっても速くなりません。
最近は拾い読み速読を磨いていって一字一句に近付けていくべきではと思い直しました。
七田式やインサイトリーディングでは「波動速読」と言って、ある種「超能力」的な速読を行いますが、意外と「拾い読み」はそういった「波動速読」に近いのではと思う次第です。
山の頂上に向かう道は色々ありますが、頂上は同じです。拾い読み速読も波動速読もマスターした後の境地は意外と同じなのかもしれません。
苫米地英人先生なら拾い読みは「スコトーマが盲点になる」とおっしゃるかもしれませんが、意外と波動で読み取るので死角はないのかもしれません。
……と、そんな夢想にふけりながら「拾い読み」の技術を磨いていこう、と思っております。
ただ、本格的な学問や資格試験対策に拾い読みは有効なのかは疑問とするところです。やはり厳密に積み上げていく勉強では一字一句読む必要があるのでは、と思ったりします。そこら辺、今後も考えていきます。
また、本書付録の「速読耳トレーニング」は良かった。3倍速・4倍速・10倍速で収録されています。さすがに3倍速は早い。4倍や10倍は何言ってるのか分からないレベルです。これを聴けるように訓練していたら「動体視力」ならぬ「動体聴力」が高まって頭の回転が速くなる、というのも納得できます。
OLDIES 三丁目のブログ
拾い読みのススメ!?【世界一たのしい超速読勉強法】
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2022/10/05/205032詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高校の英語の授業を思い出した。
本を一文ずつ丁寧に読むのではなく、必要な部分を読み取るのが速読。 -
本書は、「王様の速読術」等速読に関する著作のある著者による速読を活かした勉強法に関する本です。
とはいえ、その内容の大半は「王様の速読術」でより詳しく説明されているので、「王様の速読術」を読んだほうがよい。
残りの部分はCD等を使った速聴なのだが、これは悪くない。
速読術部分は、王様の速読法、プレビュー、写真読み、スキミング、スキャニング、メインアデア、キーワード、トレーシング、水平読み、垂直読み等の速読法の説明。
勉強法部分は、速読術を活かして、「大王様の速読勉強法」「ギネス3段ロケット法」「1週間で専門家速読法」「トピックセンテンス法」「逆三角読み」「ルーブル式美術館式速読法」の説明。
速聴部分は、CDに収録された3倍速、4倍速、10倍速を聞き馴染むことで脳の回転スピードを速めようという趣旨。脳の回転スピードが速まるかはわからないが、オーディオブックを高速視聴する分には役立つかな。 -
図書館で借りた。速読できたらいいけどなぁ
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そこそこ役に立つ本
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購入
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参考になった
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効率的に読書で必要な情報をインプット(+アウトプット)、するための方法論。情報氾濫時代の生き方といった背景から具体的なステップまで一見わかりやすく書かれている。
この手の本には何度も挫折させられたが、また挑戦してみようと思わせる位、(都合の)いいことが書いてある。
そうは言っても・・・は今は言わないでおこう。信じることから初めてみる。