うまくいくチームはカリスマに頼らない: 個の力を生かして結果を出す リーダーシップ5つの思考習慣 (単行本)
- 三笠書房 (2023年12月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837929628
作品紹介・あらすじ
◆リーダーシップは才能ではない、思考習慣で誰でも身につく!リーダーというと、グイグイ人を引っ張る「統率力」や圧倒的な存在感を持つ「カリスマ性」をイメージする方が多いようです。しかし、うまくいっているチームのリーダーは決してカリスマタイプばかりではありません。むしろ、チームを後ろから支えるリーダーのほうが部下の力を引き出して、成果を上げていくのです。リーダーは□部下より優秀でないといけない□先頭に立たなくてはいけない□すべてを背負わなくてはいけない …これ全部、誤解です!◆「信頼構築」「ビジョン創出」「戦略遂行」「成長支援」「自己管理」 リーダー力を“底上げ”する5つの思考習慣力・リーダーの仕事は、変化に対応しカオスをまとめること・人はポジションパワーのみで動くわけではない・部下が求めるのは、人として信頼できるかどうか …他
感想・レビュー・書評
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☑️「指示を出すか」「考えてもらうか」を見極める。
☑️リーダーの不機嫌はチームに悪影響を及ぼす。
☑️優れたリーダーは「相手の未来」を見て承認する。
この辺りはもっと解像度を高めたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書では、リーダーシップと聞いて浮かびがちな「人をグイグイ引っ張っていく創業タイプ」ではなく、「後ろに控え部下を支えていく守成タイプ」のリーダーシップ像やノウハウについて書かれている
リーダーシップを、「変化に対応する力」と定義しており、人による向き不向きは無いと初めに言っている
リーダーシップを発揮するために最も重要な土台は、部下との信頼関係
何よりもまず人として信頼できることが最も重要
以下、自分用メモ
関係性構築で最も重要なことは「人の話をちゃんと聴くこと」
フォロワーを承認することで心のエネルギーを高める
ダメ出しではなく「私は〇〇のやり方を取ってみるといいと思う」と伝える
ビジョンとは「心がポジティブに動く目標」、達成した明るい未来がありありと見えるもの
↑制約をかけずに最高の姿をイメージすることで、本当に求めることが見えてくる
ビジョンを作るには現状把握が必要
現状把握して、ビジョンを明確にイメージすると、ギャップが見えてくる、そのギャップを埋める活動がビジネス
戦略とは「できるだけ有利な状況で戦える状態にする」というのが本質
ポジションパワーではなく、「人の心を動かす」リーダーになることが重要
平凡なリーダーが部下から信頼を得る3原則
1.ビジョンや目的を明確にすること
2.ビジョンや目的達成のためにリーダー自身がベストを尽くしていること
3.誠実に人と接すること
承認は、相手の心のエネルギーを上げ、次の行動につなげるコミュニケーション
リーダーの感情が安定していて、常にご機嫌でいる←小さなことだが、大きなインパクトがある
「ストレスの管理」
避けられないものと受け入れて、どう管理するかを考え、実践することで健全に活躍し続けられる
ストレス下の自分にどっぷり入り続けると、精神的にも肉体的にも参ってしまう
①客観性を身につけるのが有効、自分自身を外から見る視点を得る
↑の手段、現状起こってることを感情を入れず事実のみ書き出す
②しなくていい我慢はしない
自分がマストだと思っていることに「それは本当に必要?」と問いかける
会議の価値は「投資対効果」がすべて
会議の価値とは、課題解決や改善のためのアイデア出しなど、会議の目的のために出席者同士が熟議すること、成果を生み出す事