- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837936046
感想・レビュー・書評
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5歳刻みで違う年齢の、タイプの違う男性たち(と犬と赤ちゃん)によるミステリー。わりと語り口が淡々としていてさらっと読めると思います。
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なんかこう、成長譚みたいな、感じなんですけど、その新しく前向きに気持ちを切り替える部分に力行きすぎちゃって、物語の魅力が薄いかな~という印象。
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休暇を過ごすために借りた山中のコテージに、4人の男と、犬と赤ん坊がいて。
登場人物と名前が一致しにくく、中盤を過ぎるまで読みにくかった。フツーに現代小説なのが珍しい。
「僕等は皆、なりそこないだ」に、腑に落ちたというか、書きたかったことが伝わってきた。 -
最近の薬屋シリーズが理解しにくくて、正直期待していなかった。
と思っていたら、読みやすくて面白かった。
それぞれの人物からの視点があったらよかったかも。 -
コテージに5人プラス赤ちゃんプラス犬
5人の中に赤ちゃんを誘拐した犯人がいるかもしれない
強すぎて自分を曲げられないニコ
天才故の孤独を感じるミレイ
夢を叶えてもそれでもまだ走り続けるしかないサンゴ
何も考えていないわけじゃないのに、不運は笑い飛ばすことの寛容さを選んだシオ
安定と引き換えに家庭で信頼を失ったヨソジ
停電中、互いに顔が見えないからこそ言えた苦しい本音 -
すっごく高里先生らしいお話だと思った。
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わーー! と自分も叫びたくなりました(笑) 後半からは止まらず一気に読んでしまいました。自分で推理できた謎と、そうだったのかー!という謎と両方あるのが楽しいですね。
ところで、作中のものすごく美味しそうなバームクーヘンはどこで買えるのでしょうか。チーズのおつまみも実践してみたいです。