- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837955146
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
約30年前に出版された本。
しかし、その内容は、今でも十分通じる。
人類共通のこと
「1日は24時間」
その中で、いかに充実した人生を送るか。
そんなことを考えさせてくれる本だ。 -
今でいうところの「時間術」の本です
ただ、ハック本というよりは時間管理の基本みたいな感じの内容になっています
そもそもの著作は1900一桁台であるのだが、
・朝の1時間は夜の2時間に匹敵する
・理想的なスケジュールを組んでも、理想的な生き方ができるわけではない
・一晩おきでもいいのでなにか意義のあることを継続してやってみる
等現代の時間術に通じるものがある
さすが知的生活の翻訳者である渡部昇一が惚れ込んだだけはあるというものであろう
なお、この本を読んでがんばったときに待ち受ける危険として、
・何かにつけてひけらかすお高く止まった人間になる危険
・自分で計画したことに奴隷のように縛られてしまう危険
・欲ばった計画を立てすぎて、逆に今のこの瞬間に集中できなくなる危険
・計画の出だしでつまづく危険
をあげているが、これらの記述はあまりこの手の本では見ないものの、けっこう大事なことだと思う。
ちなみに本文156ページに対し、翻訳者渡部昇一の解説33ページと大分紙面を割いているのだが、著者のアーノルド・ベネットに関すること(+ちょっと本を書いた経緯的なこと)の解説で、内容に関する解説でない点はがっかり -
幸せとは何か知りたい人におすすめ
-
もっと時間があれば、は言い訳にしか過ぎない。
来週まで待つ、のは意味がない。
頭のなかで、一日の中にもうひとつの一日、を設ける。
電車の中で新聞を読んで過ごさない。有意義なことに使う。
一晩置きに、90分、精神の向上に意義があることを継続して行う。
毎日休まず、とは考えず、週に6日、と考える。一日は取っておく。
90分×5で、週に7時間半。習慣を変える。
90分の勉強をするには、前後をみて、9時から11時半を見ておく。
マルクス・アウレリウスやエピクテトスを読む。
自分が努力を傾ける方向と範囲を限定する。
読むだけでなく考える。45分読んだら45分考える。
時間を無駄に過ごすときは、無駄に過ごすことを意識しつつ、ぼんやりする。
習慣を変えるのは、全部でなくても週に7~8時間変えればよい。それで大きな変化がおきる。 -
ちょっと思ってた内容と違った。著者の好みに偏りを感じる。。。この表現は好き。
「朝目覚めると。すると、不思議なことに、あなたの財布にはまっさらな二十四時間がぎっしり詰まっているのだ。そして、それがすべてあなたのものなのだ。これこそ最も貴重な財産である。」 -
内容が薄いのに、皮肉った表現や、よくわからない例えで内容が更にぼかされている感じ。
やる気のない人を対象に、時間を有効に使おうというこの本の趣旨は理解できない -
時間は無限だけど
人生における、私の時間は有限だ。
これは誰もが知っていることだけどなかなかどうして
すぐに忘れてしまう。
その時々の言い訳なら無限に出てくる。
癌のような余命を宣告される病のように
自分の人生を余命と考えるならば
それに対してどのように生きるか
背中をひっつくような本です。
頭じゃ分かっているんですが
どうにもならないですね。
自分の人生時間をどのように活用するか
具体的な方法はほとんどありません。
考えて行動しろ
そんな感じです。