- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837956662
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
『①この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
②この仕事は、コンピューターならもっと速くやれるだろうか?
③自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?
この三つの質問は、成功者と脱落者とを分ける指標である。
海外のコストの安い労働力にはこなせず、コンピューターが人よりも速く処理できないような仕事に集中し、繁栄の時代の美的・情緒的・精神的要求に応えられる個人や組織が成功することになる。
この三つの問いを無視する人は苦しむことになるだろう。』
デザイン、物語、全体の調和、共感、遊び心、生きがい、ねぇ〜。
思っていたより普通の内容。 -
ビジネス読書会に行きたかったけど、当日オシゴトであったのでソロ読書。
さて。
『第一部 「ハイ・コンセプト」の時代』は自分にとっては当然そうでしょう、というところなのでさらっと読み物として。
「ハイ・タッチ」「ハイ・コンセプト」な能力は鍛えれば磨くことができる…という点に大いに励まされた。
また、「処理能力」「技術マニュアル的知識」「細部にこだわる」といった(この本の中では「左脳主導思考」)能力が基礎としてあった上で、「右脳主導思考」と補完しあう…という点もとても心強い。
自分にとっての問題は『第二部 この「六つの感性」があなたの道をひらく』で、まさに普段から「これがなくてはいかんのだ!しかし私に足りない!」と自覚しているし、エライヒトからもよくよく教わっていることでした。
「六つの感性」
1.「機能」だけでなく「デザイン」
2.「議論」よりは「物語」
3.「個別」よりも「全体の調和」
4.「論理」ではなく「共感」
5.「まじめ」だけでなく「遊び心」
6.「モノ」よりも「生きがい」
このうち、個人的には6は問題なくて、4が現在特訓中…といったところ。
1.3.5は、意識したいけどまだまだ全然忘れがちなところで、最難関であり大きな目標になっているのが2。すぐ正論だけに頼っちゃうから駄目よね…。正論を受け入れやすい形で相手に合わせた物語に変換するのが大事なのに。むむむ。
この見出しだけでも良いから書き出して貼っておこう。
この話いる?と思ったところもあったけど、読み終わってみたら、著者と関わった人々の個々の<物語>を通して著者の主張を述べる「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」にふさわしい、必要な記述だったんだなと思い直した。
まだまだだなぁ、鍛えなくちゃ! -
6つのキーワードはこれからクリエイティブに生きていく上での必要素
-
1/13完
1/60
コンセプトの時代になるから、共感とデザインがスキルとして価値が高くなる -
・デザインが重要
・関連のないものから価値あるものを生み出す -
基本的に論理が破綻していると思ったんだけど,それが右脳主導思考とか言われると何も言えない.
主張を勘案するに,左脳とか右脳と結びつけて話すのはナンセンスだと感じた. -
よい本。新しい時代に求められる資質、方針。
-
これからの時代に必要な能力が書いてある。
今まで見過ごしていた物事の「よさ」がわかる。
特に、元ゲーム会社勤務としては、テレビゲームの効用を述べた部分に激しく同意。