- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837960140
作品紹介・あらすじ
読みはじめたらきりがない!?一ページごとに深まる謎、巧妙なトリック、予想もつかないどんでん返し。とにかくミステリーは面白い!文芸評論家にして、ミステリー界の裏の裏まで知りつくした著者が、「これはすごい!」と思わずうなった百冊を厳選。この一冊からミステリー通になる最強のブックガイド。
感想・レビュー・書評
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私の考える日本のベストミステリーは、
泡坂妻夫「乱れからくり」
逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」
岡嶋二人「焦げ茶色のパステル」
京極夏彦「嗤う伊右衛門」
小杉健治「絆」
志水辰夫「飢えて狼」
島田荘司「占星術殺人事件」
天藤真「遠きに目ありて」
中島らも「ガラダの豚」
野沢尚「深紅」
藤田宜永「鋼鉄の騎士」
横山秀夫「陰の季節」
角田光代「八日目の蝉」
などですが、郷原宏氏推薦は是非本書を読んでください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読書の素人に向けて書いたミステリ入門のためのガイドブックの体裁をとっているため、原尞氏、麻耶雄嵩氏といったディープな作家から内田康夫氏、西村京太郎氏といった定番作家をも紹介しているという広範さが特徴的。
そういった意味では今まで読んだことのないガイドブックだったが反ってそれがための“浅さ”がやはり物足りない。
自分自身の趣味がマニアックなせいか、ガイドブックの作品の選定に選者の拘りを期待してしまうし、またそれらに対する選者の思いの強さを共有することで「ああ、ミステリは素晴らしい」とか「ミステリを読んできて本当によかった」と感じられるのだ。
このカタルシスが欲しかったんだけどなぁ。 -
2000.1.20 1版 533
読みはじめたらきりがない!?1ページごとに深まる謎、巧妙なトリック、予想もつかないどんでん返し。とにかくミステリーは面白い!文芸評論家にして、ミステリー界の裏の裏まで知りつくした著者が、「これはすごい!」と思わずうなった百冊を厳選。この一冊からミステリー通になる最強のブックガイド。