気くばりがうまい人のものの言い方: だから、心に残る。また会いたくなる。 (王様文庫 B 22-4)
- 三笠書房 (2019年10月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837969136
作品紹介・あらすじ
ほんの少しの表現の違い、とっさの一言で
相手を喜ばせることも、不快にさせることもある。
これだけは知っておきたい気遣いの基本から
心が伝わる一言、触れてはいけない話題――など
円滑なコミュニケーションのコツがわかる本。
「ちょっとした言葉の違い」を
人は敏感に感じとる。だから……
◇自分のことは「過小評価」、相手のことは「過大評価」
◇「ためになる話」に「ほっとする話」をブレンドする
◇「なるほど」と「さすが」の大きな役割
◇「ちょっと」――待たせる人の一分間、待つ人の一分間
◇「…でよい」「…がよい」――たった一文字の大きな違い
◇「ノーコメント」でさえ心の中がわかる
◇「いいたいこと」より「いった後の効果」を考えて発言する
◇「売り言葉」はいわない、売られても「買わない」
この本の「効き目」は、
あらゆる場面で現われます!
感想・レビュー・書評
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読みながら、思ったこと。
めんどくさい。
こうまで気を配って言葉を選ぶなら、もう自分じゃないような気がする。
本当に気を許せる数人の友達と家族にだけ飾らない言葉で話して、あとは頭にプログラム入れて、自分の言葉に一番近い、「適切な」言葉を発するでいいや。
これは私が気配りが下手で、コミュニケーション苦手だという証拠だろうね。
発する言葉に本心を隠して、しかも相手が気づくかもわからないのに、相手の言葉も裏を読んで、なーんてやってると疲れない?!
同僚が具合悪そうだったら、「顔色悪いけど大丈夫?」って聞くくらいなんの問題もないと思うけど。そこを「忙しそうですね」なんて言い換えたら、伝えたいことが違ってくるでしょう。何が悪いのかわからない。
相手の言い分は、こっちは毎日遅くまで働いて忙しいんだ!らしいけど、顔色悪いと言われて憤慨されるなんて。知らんがな!自分の忙しさを相手が知っている前提で振る舞うなんて、それこそ気配りが足りないでしょ。
私は思っていることと口から出ている言葉が真逆になって、なんでこんなこと言ってるんだろう?後で自分が苦しいのに、と思うことがたまにある。
自分の思うことと世間に発するべきことが解離して、どっちが本心なのかわからなくなったりもする。
仕事や子供の父母関係は慎重さが求められるのである程度は仕方ないけど。
こういうの、まわりくどい言い方をしないと言われる英語圏の人はどう思うんだろう?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
基本的な言葉遣いを理解できました。 -
分かりやすい反面、冗長な記述もしばしば見られ、内容の厚みに乏しい。
新たに吸収できた知識はほぼ皆無だったが、「認識してはいるが実践できていないことを再認識する」という意味においては、有用性を認める。
著者の経験に基づく事例が豊富で具体性は十分。だが肝心の主旨については、読者に対する示唆や教示と、愚痴とも思える雑感が入り交じり、メッセージとして受け取りにくい面も。
ウケやオリジナリティを狙ったのか、または“戦中戦後を生きた”という著者の時代感覚からなのか、高圧的で現代の社会感覚からズレた記述も多い。
読者をして「著者こそが“ものの言い方”を学ぶべきでは?」と思わしめるのは、滑稽かつ皮肉にも思える。
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・有用性 ★
・具体性 ★★★
・分かりやすさ ★★★
・オリジナリティ ★★
・テンポ/構成 ★★ -
ちょっとしたモノの言い方で、受け手にとっての事実が変わることを再認識した。[言いたいことではなく、言った後の効果を考えて発言する]が心に刺さった。
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使っている言葉が難しくてなかなか頭に入ってこない…
しかも実例が多い割に具体的にどうするか?と言う「実際の行動」が明確になっていないような気がする。それでも参考となる表現などはあったが、この筆者が「気くばりがうまい人」と言うのは肯定しがたい。
題名や表題には惹きつける言葉を使ってただけに残念感がある。 -
人を待たせるときのサバは多めに読むようになった。
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論調が高圧的で、読者に気を配れてない筆者が何を書いていてもあまり頭に入ってきませんでした。参考にできる点は少しあったので、別の本を読んで理解を深めたいと思います。
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あんまり
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古い?偉そう?
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すべての事象をプラスの方向へ解釈してポジティブな言葉を選んで表現する(痩せた→スマートになった、顔色が悪い→忙しそう)
本音を言うときは素直かつ謙虚な態度
大変だっただろう
マイナスをプラスに捉える
好き嫌いは自分の聖域、好みではないにする
長生きしなかったらぶっ殺す
すぐおわりますね、ごめんなさいね
良いことはできるだけ相手のおかげ、悪いことはできるだけ自分のせい、私たちの成功、私の失敗
謝るときは毅然とした態度で頭をさげる