最高の自分を引き出すイチロー思考: いくつになっても成長するコツ。逆境という「壁を越える」コツ。 (知的生きかた文庫 こ 28-4)

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 92
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837984177

作品紹介・あらすじ

1ミリも後悔しないために!
読むほどに可能性が広がる、
飛躍のヒントに満ちた「感動の言葉99」!!

読めば一生の財産となる「イチローの思考パターン」を紹介。

どんな仕事、勉強、人間関係でも、
自分の力を最大限に引き出すことができるかどうかが、
勝負どころ。
問題は、もともともっている力の差や才能の差ではない。
イチロー選手が試行錯誤してたどり着いた
成功者の「思考パターン」と「心理」を知った瞬間、
あなたの未来は変わりはじめる!

一流はどうやって壁を越えているのか?
*夢を実現するための準備
*平常心でいることの大切さ
*成長の変化を恐れない勇気
*周りの協力を得る方法
*人との出会いを自分の人生に活かす法
誰にでも真似のできる、「壁を越える」ための解決法を
スポーツ心理学の権威が解き明かしていく。

感想・レビュー・書評

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  • ・遠回りこそが結局は近道

  • 基本ルーティンを徹底する姿勢、
    結果に至るプロセスの一歩一歩を確実におこなう重要さ、
    やめることが苦痛になるくらい習慣化させる努力、
    失敗、無駄なことを糧にポジティブに考える

    など仕事に対する姿勢に感銘を受け勉強になった。ただ、組織というよりは個としての人を高める考えと思われ、プロフェッショナルやスペシャリスト向けだと感じた。

  • 凄くためになった。


    ・調子のいい時の感覚は忘れがち。その感覚を忘れたくないから毎日練習をする。

    ・相手がベストでなければ自分の本当のベストは出すことができない。

    ・目標もいいが目的を見出す。
    (目的)成長が楽しい。
    (目標)有名になる。

  • 破壊を経て成長。
    うまく行った時のイメージを思い返す。
    勝ちをつかみにいってるか。
    妥協しない。
    真剣に遊ぶ。
    仲間がいると自分の力が引き出される。
    飛行機の毛布を畳む。
    70%の人の後悔「チャレンジすれば良かった」
    一番の才能に磨きをかける。
    困難な道が才能を与える。
    リーダーは発火装置。
    出る杭になれないと任せられない。
    下を向くと取っつきにくい。
    結局ムダじゃない。
    辛いと感じるのは成長してる時。
    争いは存在しない。理解して欲しいだけ。
    毎日小さな新しいことをする。
    セルフイメージに向かう。
    脳は自動で成功するから頑張らない。

  • イチローが嫌いだ
    自分の努力が足りないと気づくから

    みたいなCM最近流れてますが

    イチローは
    イチローを超えてこそ
    イチローだ

    イチローと同じ土俵でみるのではなくて
    自分は土俵でイチロー思考を足したら
    いいと思った

  • 空港、飛行機の中で一気読み。哲学者でもあるイチローは生き方でも天才。

    〈本から〉
    破壊を経ないと成熟しないんじゃないかという考え方です。このままもちあげられて、時間がたったら、僕がダメになります。だからいろんなものを壊したい。

    僕がどうして毎日練習をやるか? その理由は簡単です。いいときの状態ってすぐに忘れるじゃないですか。それを忘れないように毎日やるのであって、それ以外の何物でもありません。「継続は力なり」なんです。

    人と違うことをやるというのが、僕の基本ですから。

    トレーニングは木と同じ。葉っぱや幹とか、見えている部分よりも根っこが大きいものだし、まず根っこを大事にしないといけない。

    箸はキレイにもちたい。力が入ってガチッと握ったら、キレイじゃない。やわらかく握ったほうがしなやかに見えるはずなんです。アスリートが、箸をキレイにもつというのが、いいじゃないですか。アスリートがゴツゴツした手で豪快に食べたら、想像どおりで、おもしろくないでしょう。

    自分にとって、満足できるための基準は少なくとも誰かに勝ったときではない。自分が定めたものを達成したときにでてくるものです。

    あのときの僕といまの僕を比べるのは、いまの僕に失礼と思う。

    まったくミスなしでそこにたどり着いたとしても、深みではない。遠回りすることがとても大事だと思います。「ムダなことって結局ムダじゃない」っていう考え方が大好きです。

    どんな難しいプレイでも当然やってのける。これがプロであり、僕はそれにともなう努力を、人に見せるつもりはありません。

    結局、好きなことをやっていると、人からそれを努力といわれても自分ではそう思わないんdねすよね。そういう人にすごいね、とかいわれても「いや、別に大したことはない」っていいますよね。

    大事なのは、自分の「型」をもっていないといけないっていうことです。

    1日1つは何かに貢献できればいい、という気持ちでプレイしています。

    一番の近道は、遠回りすることだっていうような考えを、いまは心にもってやっているんですよ。これが唯一の道なんじゃないかと、思えるようになったんですよ。

    他人にどう見られても、まず、自分ありきでしょう。幸せって、自分を大切にすることからなんじゃないかな。

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。臨床スポーツ心理学者。追手門学院大学スポーツ研究センター特別顧問。前鹿屋体育大学教授。日本スポーツ心理学会会員京都大学工学部卒業。1971年住友電気工業に入社。研究開発本部に所属。学生時代テニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号を取得。1982年に脱サラし、米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。過去25年以上にわたり臨床スポーツ心理学者としてプロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務める。また、日本でも数少ないプロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメント心理分析のエキスパートとして知られている。2013年3月鹿屋体育大学を定年退職。2010年より5年間「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に準レギュラーとして出演。主な著書に、ベストセラーになった『イチロー思考 孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫』(東邦出版)をはじめ、『大谷翔平 勇気をくれるメッセージ80』(三笠書房)、『ゴルファーの潜在能力を開花させるマインドセット革命』(実業之日本社)、『新庄剛志 楽しく夢をかなえる言葉』(清談社Publico)など250冊以上にのぼる。

「2024年 『岡田彰布 眠れる力を引き出す言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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