南総里見八犬伝名場面集 (三弥井古典文庫)

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  • 三弥井書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838270583

作品紹介・あらすじ

日本古典文学史上最大の長編小説が一冊に。本文・通釈・あらすじ・挿絵で98巻106冊を凝縮。馬琴が描いた勧善懲悪因果応報の世界。

感想・レビュー・書評

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  • 八犬伝の各名場面を原文+現代語訳+あらすじで紹介している本。最初に解説がちょっとあってあとは特に編者の後書きなどもなく、みっちり八犬伝が詰まった本と言える。角川のビギナーズクラシックスからコラム要素を排除したものと言う感じ。あらすじもかなり詳しく、帯の文面にあるようにこれ一冊に八犬伝という大作を凝縮している。
    個人的にはコラムとか編者の後書きとか読みたかったのだけど、久しぶりに八犬伝全編を結構詳しくおさらい出来てありがたかった。ただページの余白が狭く、右も左も、上から下まで文字がびっしりで正直かなり読みにくかった。それとちょこちょこ誤字脱字などがあった。そこんところが惜しいです。あと好きなシーンが原文+現代語訳で入ってなかったりね(浜路くどきが) でもビギナーズクラシックスを読んだら次はこれじゃないかな、とお薦めしたいくらいにいいものだと思います。表紙も八犬士&伏姫&八房でいい感じです。ノーイメージなのが残念。

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著者プロフィール

東京学芸大学教授。著書に『天空の文学史 太陽・月・星』(共著、三弥井書店)、論文に「『鎌倉北条九代記」の歴史叙述の方法」(『文学』11巻3号)、「『鎌倉管領九代記』の歴史叙述の方法」(『近世文藝』98号)などがある。

「2016年 『秀吉の虚像と実像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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