綺麗な生活

著者 :
  • マガジンハウス
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838719174

感想・レビュー・書評

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  • 後半の展開に期待していましたが、中身の薄い内容でした。人は結局見た目って事を言いたかったのか

  •  読み始めて・・・『これは自分の好きなジャンルではない』とおもいまして、『もう、よむのや~めた』
     でもまぁ、みんなのレビューを読んでみて『んなにおもしろくなくもなさそうではないか』となり、読書続行。
     105ページを過ぎて、なんかとっても面白くなってきました。まだ途中です。ハイ・・・
     読み終えました。綺麗ごとでなく本音で閉めたんですね。後味はあまり良くありませんが、でもなんか悪くなかったです?!

  • 途中までは、林真理子ワールド 嫌な女書くの上手いよね 港子どうする?と読み進みましたが 最後がね…結局 そうなんだ…

  • 初読

    綺麗な物が好きで綺麗な人が好きで
    それを当たり前に思っていたので、当たり前に思いすぎてたので
    虚を突かれました。

    自分の外見をどうプレゼンテーションするか、というところに
    その人の知性、自意識、センスは現れるので、
    それでその人を判断するというのはまったくもって理にかなっている、
    と思うのですが、それはある程度の範囲内での事で

    リミットを越えた美しさ、や、醜さ、というものは
    理性じゃないところに働きかけてくるのだと。

    そしてまたそれを受けてどう反応するかに、その人が現れるのだと思うのだけれど。

    豊かな心の人間になりたいのだけれど。

  • 美容整形のクリニックに勤める30歳の港子。
    お嬢様育ちで親からすすめられるがままに仕事に就き、恋愛では自分が傷つかないように振る舞う。魅力を一切感じない女性。なのに、モデルをしている人が羨む美形の泰夫が港子に急に惹かれてしまうのが理由がわかりません。
    きっと、何か裏があるだろうと思っていたのに一切裏もなく、本当に2人は恋人として愛し合っていたんだと呆れてしまいました。
    後半はこれまた唐突に起こる事故で美形だった彼の顔がひどいものになり、この話のテーマであると思われる「外見か内面か」という点に強引にもっていかれた感じ。
    はっきり言って事故は港子の電話のせいだと思うのだけど、その点を反省する様子は全くなく、反対に入院中連絡してこないことを謝るくらいするべきだと考える港子の性格は本当に自分本位でいやになる。
    読みやすく、さくさくと読めてしまうけど、主人公が嫌い。

  • 何とも後味が悪い小説。
    林真理子さんお得意の
    お嬢様女のいけ好かないお話。
    こう言うの書かせたらほんとに上手いですね。

  • 真理子の得意な読後感の悪いラブストーリー。辛い。辛いけれど主人公を否定しきれない。美とは何なんでしょうね。

  • 相変わらず俗物的、だから好き。

  • セレブな生活を送る港子
    自分と真逆な生き方に反発を感じるながら興味本位で読み進めるとやっぱりこんな結末かと

  • 2013.08.22読了

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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