そして生活はつづく

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838720217

感想・レビュー・書評

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  • 朝井リョウさんのエッセイを少し前に読んで笑えたし面白かったので、今回は星野源さんのエッセイを読んでみました❗2人ともお腹弱いエピソードあってそこも似ている(笑)

    星野源さんも本当に面白くって、何回も声に出して笑っちゃいました。ここ最近落ち着かない日々を過ごしていたので、癒されました~

  • いいエッセイだなぁ…。
    星野さんのどうしようもない(すみません…)ところがたくさん書かれている。
    でも読んでるとすごく素敵な人だなと感じるのだ。

    私自身、最近になって自分のことがだんだん分かるようになってきた気がしていて、その「自分のこと」の8割はどうしようもないことなんです。
    だからこの本に書かれていることも、星野さんの見つけた「自分のこと」そのままなんだろうなぁと思う。
    本人を知らないのにそう信じてしまえる不思議。
    星野さんの文章にはそんな力がある。
    しかも面白くて、笑わされてしまう。
    うぅむ…、すごいです。

  • 普通の言葉で、日常のことを書き綴られたエッセイ。それなのに、いや、それだから、強い力で引き込まれる。そこが星野源の魅力だと思う。弱さや苦しみを自分中心に見つめていた学生時代。そして表現者となり、それを客観的に俯瞰している現在。時に反省し、時に肯定する。揺れている感じが、読んでいてとても人ごとのようではなかった。裏タイトルは読んだ人だけに分かる、くだらない遊び心。星野ファンは是非!

    • あっちゃんさん
      星野さんが本を出してたこと

      初知りです!!

      知れて良かった!!

      ありがとうです!!
      星野さんが本を出してたこと

      初知りです!!

      知れて良かった!!

      ありがとうです!!
      2012/08/17
    • kei01さん
      お役に立ててよかったです!
      星野源の歌詞世界がギュッと凝縮されていますよ!
      お役に立ててよかったです!
      星野源の歌詞世界がギュッと凝縮されていますよ!
      2012/08/17
    • kei01さん
      ですね!
      マイナスなことをプラスに変える事ができるってスゴいですよね。
      ですね!
      マイナスなことをプラスに変える事ができるってスゴいですよね。
      2013/03/13
  • おもしろいなぁ、コレ。

    ダメな自分も少し認めてあげたくなるエッセイ。
    どうしようもなく面倒な日常もよくよく考えたら、生きてくためには
    全部必要だし、自分のためになってるんだよねぇ。
    でも、めんどーなんだよねぇえええ。

    源くんの日常は、正直地味でくだらない・・・
    でも、なんだか楽しい。
    わたしの日常はもっと地味でくだらない・・・
    でも、ときどきどうしようもなく楽しい。
    それでいっか。
    寝付けない夜、「わたしって何のために生きてんだろぉ・・・?」とか
    怖いこと考えるのもうやめよう(笑)

    それにしても、源くんのお母さんは素敵な人だな。
    もし、自分にこどもが出来たら、そして学校に行くのがつまんなそうに
    見えたら、真似します。たけやさおだけ星の王女様(笑)

    源くんの文章は、音楽同様、ちょっと地味で懐かしい感じで、
    あったかくて安心させてくれる感じです。
    家中びちゃびちゃでも、このまんま生きていってください!って思う。

    このエッセイを読んでる途中のある日、「星野源、くも膜下出血!」の
    ニュースが・・・!?びっくり&心配しましたが、どうやら、大事に至らず
    回復の方向へいっているみたいで安心しました。
    元気になってまた、くだらない中に愛のある音楽や文章を届けて欲しいです。

  • なんだコレ!
    めっちゃオモシロイぞ!

    おすすめの読み方は
    「星野源を聴きながら、これを読む」である。

    星野源って人の人柄がにじみ出ている。
    “ふっ”て笑うよ、それも高頻度に。
    鼻と口からおもわず出てしまうやさしい笑い。

    本当は★★★★★にしたいのだけれど、
    それだと終わってしまうからね。

    続くのです、生活は。死ぬまで。
    誰も「生活すること」からは逃げられない。

    生活することが苦手でも、その生活の中に楽しさを見つけて、
    続ける。

    どっかーんてくる笑いじゃないよ、漏れる笑い。
    笑いだけじゃなくてね、
    考えさせられる・腑に落ちる文も多々あるしね、
    涙だってこぼれました、少し。

    いや、これ面白くないって人、逆に知りたいです。

  • おかあさんとのやりとりが愛おしい。

  • だめ人間をゆるしてくれそう。ばらばらをつくった頃のエッセイなのかな?共感するし、違うなぁとも思う。生活嫌いという言葉にどきりとした。とりあえず星野くんがすきです。そして生活はつづく。

  • 最近大好きな星野源のエッセイ集。
    ちょっと卑屈で影のある人。でも凄い感性の持ち主だと思う。たくさん、共感できるところもあって、ますます好きになった。

  • 天才星野源のダメ人間っぷりに勇気づけられること請け合い

  • だめなとこ、ふがいないとこ、
    つらいこと、かなしいこと、

    ぜんぶ面白くしてやれ!

    っていう星野源さんの人生への姿勢とか
    気心が感じられて、大好き。

    それから、源さんの「日常」にある
    「みんなが好きなものが好きでもそれでもいいのよ」
    という歌詞とか、

    本書にでてくる「自分なくしの旅」のくだりとか、

    抱えるモヤモヤに自分と近いものを感じて、
    それを突破している、いこうとしている源さんは、
    わたしの目指す人間の姿の1つ。

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著者プロフィール

1981年、埼玉県生まれ。俳優・音楽家・文筆家。俳優として、映画『罪の声』で第44回日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞。音楽家としては、近年に『SUN』『恋』『ドラえもん』『アイデア』『創造』『不思議』など多数の楽曲を発表。また、著作に『そして生活はつづく』『働く男』『よみがえる変態』がある。音楽、エッセイ、演技のジャンルを横断した活動が評価され、2017年に第 9 回伊丹十三賞を受賞。

「2022年 『いのちの車窓から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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