日本がもし100人の村だったら

著者 :
  • マガジンハウス
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838720378

作品紹介・あらすじ

どうなる、ニッポン?数字で見えるこの国の今、そして未来。少子高齢化、単身・未婚化、農業、雇用、医療、教育、社会保障、低炭素社会、コミュニティ…。池田香代子とのあとがき対談も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 様々な日本を取り巻く統計を100人という分母に落とし込むことで、いつもより分かりやすく問題点や長所が入ってくる。

    特に印象的な数字は『育児休暇を取るのは女性は100人のうち90人、男性は100人中1人』。男性の育休取得の少なさは未だ問題になっていますが、数字で見るとやはり少ない...。

    ただ、この本は2009年出版ですから、良い方向にも悪い方向にも結構現在の数字は変わっていると思います。是非アップデートして改訂版も出して欲しいな。

  • 100人という小さい単位で見ると、今の日本がいかに豊かか、少子高齢化がどれほど深刻かなどがわかりました。
    日本の犯罪は増えていると感じていましたが、過去から見ると非常に減っており、また海外と比べても非常に犯罪が少ない安全な国であることが意外でした。ネットニュースやYouTubeなど、情報に触れる機会が増えましたが、感覚で考えずデータから見ることも重要だと感じました。

  • オーディオブックにて

  • 100っていうキリがいい数字が使われてるから、色んな問題が分かりやすく顕著に見えてくる。分かりやすいけど、100という数字に直してしまうことも若干の不安がある

  • 100人の単位に落とし込んで様々な例えをしてくれるので、読みやすいと思いました。が、分母がページによって変わるので、混乱しました。
    あとがき対談がよかったです。

  • 2019年版が知りたい

  • 統計データを元に100人規模で様々な事を数値に表すと割合が具体的に見ることができ勉強になった。

  • この本は民主党が政権を取得した時に出版されたのかな。後書きの対談で政権交代への期待が書かれているが、現在から見ると悲しくなる。日本が100人の村ならどうなのかを見ることができる。低負担低福祉の日本。これからもこれでいいのだろうか?

  • 発想は面白いし、ためになるかと思ったのですが、100人の単位がコロコロ変わるのでちょっとわかりづらいです。
    なんかサクサク読めなくて途中でやめてしまいました。

  • 何でも100人を母数とした場合の構成比を解説してある。万、億、兆といった単位だと現実感がわかないが100分のいくつならわかる。一度読めばいいかな。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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