- Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838721092
作品紹介・あらすじ
子供ができてからセックスレスに悩むフリーライター、俳優と結婚し、養子を育てる薬物依存症のハリウッド女優、黒人ミュージシャンと結婚した悩み多き元レズビアン、完璧な家庭と子育てにすべてを捧げるミーハーな主婦。あの人の夫は私の元恋人、私はあのママを愛していて、私は彼女の夫と不倫していて…。ブルックリンを舞台におしゃれママたちが繰り広げる、赤裸々でパワフルな物語。
感想・レビュー・書評
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女の心の闇が丁寧に描写されている。
レズビアン、バイセクシャル、セックスレス、同性への妬み嫉み、ストーカーまがいの「友人愛」、オーバードース、2人目の子どもへの主婦の欲望、子どもを愛せない母親、セックスへの強欲、見知らぬ夫婦とのスイング、窃盗、脅迫、人種差別…。
個人的には、読むと自分自身のが登場人物のように平常ではなくなってしまい気がして、もう二度と読まなくてよい本。
それにも負けず、刺激と求める方はどうぞ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わたくし、育児の合間に本を読むのが無類の喜びなのですが、最近読んだこれは面白かった~
内容は、『セックス・アンド・ザ・シティ』のママ版、といったところ。
ニューヨークのブルックリンの高級住宅街を舞台に、そこに住むアラフォー既婚女性4人がいろいろなドタバタを起こす話なのですが・・・
彼女らの立場が、トップ女優、ライター、主婦、と様々ながら、全員が幼い子供を持つママというところがポイント!
SATCばりのセレブな生活垣間見感&セクシーな話題満載の一方で、育児をしている女性が持ついろいろな不満や問題がけっこうリアルに描かれているので、共感できるポイントもかなりあり。
出来事がいろいろ起きてくると、続きが気になって、読むのが楽しかったです。
最後、なんだか尻切れトンボ感もあるのがやや残念だけど・・・。
サラ・ジェシカ・パーカーが映像化権を獲得した作品というのも納得!
人間関係が交錯していて、視点が複数入れ替わるので、ドラマか映画になるのを前提で書かれた感じがします。
ぜひ早く映画化してほしいものです。 -
最高!大好きなドラマを何度もリピートするように、大好きなスナック片手に、何度でも読みたくなる小説。
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嘘か本当か分からないけど、嫌な人間ばかりでてきて、ストーリーはセレブとそれに群がる人々の日常、不満といったところ。最後まですかっとしないし、これ映画になるの?って感じ。スター達も実名ででていたけど本当かしら?