- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838727148
感想・レビュー・書評
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高額宝くじ当選者のお話。あまり記憶に残っていないので、普通に面白く読んだと思います!
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2021年8月1日
あっというまに読了。九十九との友情、まどかとの親子愛が心温まる。
お金が人間そのもの?
そうかもしれない。
いくつかの引用文、私にはあまり響かない。でも3人に会ったこと、モロッコでの出来事はドキドキわくわくして、そこの暗喩を考えた。正解はわからず仕舞いだが、お金に振り回される人生にはしたくないと思った、 -
2021.6.18-419
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ふとしたことから、宝くじを得て、三億円当たった主人公である一男が、右往左往する小説。
ところどころ東西の偉人たちによるお金に対する格言が出てきては、作品自体の身を引き締めると同時に和らげもする。
一男の親友である九十九が言うように、多くの人(特に日本人)は確かにお金そのものについて何も知ろうとしていなかったのではなかろうかと考えさせられる。
これほど巷に満ち溢れており、顔を合わせることのないほど日々取扱い、それに対して何かと一喜一憂することが多々あるのにも、何処かその事自体を考えるのが、まるで悪であるかのように、避けている日本人には、この作品はお金のことを考え、そしてその先にあるべきことを考えるのに一役買っていよう。
またお金と幸せについての考えを、作品全体を通じて、教訓染みてあまり重くならないように、登場人物に起伏を持たせつつ、何処かで自分にも当てはまるところを見出しやすく滑稽さを垣間見せられる。
個人的には百瀬との競馬のところが、臨場感があり面白かったかな。
この著者の作品は初めてなので別の作品も、読んでみたい。
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お金が溢れる程あれば幸せになるのか、それとも不幸になるのか。お金があっても不安が尽きない今の時代。とりあえず貯金しているが、何に使うお金なのかは決まっていない。とりあえず漠然と不安だから貯めているだけ。
お金で買えないものなど、今やほとんどないけれど…お金で得た物で誰かと得たささやかな幸せはお金では買えないよね。 -
主人公がお金について一生懸命考える話でした。
お金とは何のためにあるのか?お金が人生にもたらすことは何かを考えさせられる内容でした。
文章量は、少ないため比較的軽く読むことができます。 -
宝くじで3億円を引き当てた!しかし親友にそれを持ち逃げされる!お金は大事だガスボンベ、人間関係もつくつぐ大切。お金で買えないものがあるとはよく言ったものだ。
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お金の価値観が変わった作品。
お金と幸せの答えが少し分かった気がする。
九十九の考え方が好きだった。
1円玉と1万円は同じ重さ。
幸せは失った後に気付くもの。
お金で買えないものを大事にしたい。 -
お手軽に読める。それだけ。