- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838729586
作品紹介・あらすじ
47万部のベストセラー
『言ってはいけない 残酷すぎる真実』の著者による
衝撃の書き下ろし!
”専業主婦”は日本だけの絶滅危惧種!?
働く女だけが、
お金も恋愛も自由も手に入れる。
ソロ充、リア充、ソロリッチ。
あなたはどの生き方を選ぶ?
↓
目指すは、生涯共働きでニューリッチ。
! 専業主婦はカッコ悪い
! 依存する人生は楽しくない
! 婚活よりはるかに確実な方法
! どんな仕事なら稼げるか
! スペシャリストとマックジョブ
! 正社員と非正規は日本独特の「身分差別」
! 専業主婦になりたい女子は賢い男子に選ばれない
! 同類婚が増えていく
! これからは女性のほうが仕事に有利
! 母子家庭というリスク
知らなきゃ損する、100年ライフの生き抜き方
独身も既婚も男性も必読!。
感想・レビュー・書評
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私は独身で正社員として働いてます。周りには、子育てのため早く帰る女性(専門職なので給与は変わらない)や、専業主婦になった女性もいます。専業主婦の奥さんが家のことは全部やってくれるように見える男性もいます。さらには不妊治療を頑張る女性もいれば、不倫を頑張る男性もいます。祖母や母は専業主婦で、電話をすれば「結婚は?子供は?」と聞いてきます。
それで、つい「私の生き方は正しいんだろうか。幸せなんだろうか。」と悩んでしまうのです。
もし同じように悩む女性がいたら、ぜひ勧めたいです。答えは書いていないけれど、考え方や情報は載っています。作者が女性でないためか、嫉妬も見下しの気持ちもわいてこない安心して読める本です。
必要なのは誰かが提示した答えではなく、自分の考えの方針や拠り所を持っていることだと信じています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何か一つに依存するのは危険だし不自由になる。
専業主婦は夫に依存し、その夫は会社を辞めたいと思ってもなかなかできなくなる。
でも、専業主婦になりたくてなっている人はそれでいいと思う。それが世間では格好悪いと言われようが、自分にとっての幸せの方が大事だ。他人の物差しで自分の幸せを犠牲にしても、結局のところ、その不幸は自己責任にしかならない。だから、専業主婦になりたくて選んだ人は、誰が何と言おうと自分にとっての幸せを選択すべきだと思う。
でも、本当は働きたいのに、やむを得ない事情で専業主婦をしている人は、結局どうすればいいんだろうか?フリーエージェントになることを勧めているが、スペシャリストなフリーエージェントにならないと、クライアントに振り回される可能性もあるなと思った。
残業沢山して評価が上がるという、謎の現象、著者は「日本の会社は社員に“滅私奉公”を求めていて、社員は忠誠の証として残業している」と言っているが、これは確かにそうだなと思う。
建前上、残業せずにワークライフバランスを大事に、みたいなことを言っていた会社で、人事評価では残業を沢山したという理由で昇級している人がいて、衝撃を受けたことがある。
今いる会社もいつまであるかわからない中、滅私奉公する意味ってあるのか?
ずっとなんらかの形で、社会に参加していたい。そのためにも、何かできることをのんびり探していきたいと思う。 -
あとがきが一番刺さりました。
迷って迷って人生は進む。答えは著者にとっては共働きなのだ。
わかる、わかるよ。
わかりすぎて、現実を直視する辛さを感じます。
自分も働かないというチョイスはないと思う。
どんな形であれ、好きなことを仕事に出来る幸せを
味わえる人生がいい。好きなことを好きって言えるって
実は、とっても贅沢なんだってこと。
結婚も、離婚も、仕事も、子供だって自分の人生の幸せなど保証してはくれないのだ。
そんなもの、期待しすぎちゃだめなんだ。
自分を幸せにするのは、自分しかいない。
がんばれ、悩み続けるすべての女性たち。私もその中の一人だ。 -
2016年の調査では、「将来は主婦になりたい」とこたえた若い女性は10人のうち3人もいました。(本文より)
この「主婦」というのが「専業主婦」と同じなのかは分からないが、私は専業主婦になりたいと思ったことは一度もない。しかし実際は長い期間を専業主婦として過ごした。
自分を含め、様々な事情があり子育てや家庭生活を維持するためにやむを得ず専業主婦になった人が多いと思う。
この本に書かれていることは尤もであり、誰もがブランクを作らず仕事を続けていける社会が理想だが、日本の現状ではまだまだ環境が整っていない。
本の中でも祖父母のサポートについて触れられているが、私の周りで、子育てをしつつ夫婦ともに正社員として共働きをしている家庭のほとんどは、両親と同居、もしくは近くに両親が住んでおり、子どもの送迎や預かりなどで手厚いサポートを受けている。
子育てや家事の一部を外注する、そこで生まれた心と時間の余裕で休日を子どもとゆっくり過ごす、仕事もバリバリこなす…そんな生活ができれば何よりです。
環境に恵まれた一部の人だけでなく、誰もが当たり前に仕事を続けることのできる社会を望みます。
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強く共感できた。子育て・家事をアウトソースし、フリーランスとして働く、ということが最も理想的だというのは納得するし、是非やってみたい、と思うが、なかなか重い腰が上がらないのはなぜだろうか。現状に不満がたくさんあるのに、決断はできない。なぜだろうか。アウトソースしたいけど、自宅に他人を入れることに抵抗がある家族、フリーランスとして働きたいけれど、後悔したら悔やんでも悔やみきれないと思ってしまう自分。読んでよかったし、少し救われたような気にもなったが、どうすれば自分が次のアクションを起こせるか、それが課題だ。
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タイトルが印象的。
確かに一般的なサラリーマンが生涯に稼ぐ金額は2億円と言われているので、専業になるとそれを丸ごと失うということ。
産まないという選択をする理由がよく分かる。
解決策として育児外注やフリーエージェントが挙げられているが、海外で働くハードルや、フリーとしてやっていけるだけのスキルが必要。
このままだとソロ充、ソロリッチになる人がどんどん増えていくだろう。
育児外注、病理保育が日本でも簡単にできるような仕組みや雰囲気づくりをしていかないと、状況は変わらないと思う。 -
タイトルが印象的だったので読んでみた。
2億円は女性が60歳まで働いた場合の平均的な収入合計からきているが、金銭的な面だけではなく、専業主婦には精神的な面でも不利になることが多いと思った。
自分は結婚して子供が生まれても正社員として働いているが、働くということにはすがっていこう思う。
結婚前またはまだ子どもがいない女性にぜひオススメしたい本。 -
橘玲さんの小説はかなり好きで期待していましたが、この本は、既存の情報をサラッと纏めてる感じがあり、提案内容もちょっと期待外れでした。
ただ、あとがき部分だけ少し、ひととなりが垣間見れたので嬉しかった。 -
過激なタイトルで、外で読むにはやや憚られるような挑発的な表紙。中身はとても面白かった!
「幸福」の考え方を人的・金融・社会資本のバランスが取れた状態とする説もわかりやすく、それをベースにした人種の分類も面白い。『専業主婦』をテーマにしているが、全ての幸せになりたい思う人が生き方を考えるヒントになるのではと思った。
また、あとがきの最後の一文に感動してしまった。
私も2人の娘を持つ親として、彼女たちが希望を持って自由に選択することができる人生になるよう応援したい。 -
●依存する人生は楽しくない
専業主婦は生活の全てを夫に依存しています
「幸福とは自由(自己決定権)のことであり、そのためには経済的に独立していなければならない」
●スペシャルな仕事をずっと続けて「生涯現役」
ダブルインカムで超充実を目指す
専業主婦なので旦那に依存しているなと身に染みます、、、
大学卒業後、就職できましたが一般職。
資格、専門性も無いので今からできる“スペシャリスト”を探しています。
・FP
・整理収納アドバイザー
・ベビーシッター
の資格を取っていき、自分に合う方向性を探していこうと考えています。