14歳の自分に伝えたい「お金の話」

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838731527

作品紹介・あらすじ

「僕らのお金の使い方」が“社会の未来”を決めていく――
稀代の投資家が「14歳の自分」に思わず伝えたくなった、
#お金に使われない #お金で苦労しない ための「考え方」とは? 

糸井重里氏 推薦!
「日本人は、お金そのものが大好き――
14歳の人たちに、このパンチは効きすぎるかな。
いやいや、大人のつもりのぼくらにも効く!」


<大人でも子どもでも一生役立つ「お金の話」が一冊に!>
(お金は“過去と未来”が詰まった缶詰)

(経済=「お互いに助け合う関係」)

(「貯金以外の選択肢」を持っておこう)

(「無駄遣い」で経験値をためる)

(稼いでいる人は「強い動機」がある)

(14歳からでも「投資家」になれる)……etc.


「やりたいことが見つからない」
「将来がなんとなく不安」
「なぜ勉強するのかがわからない」……

14歳が抱えがちな悩みは、上手な「お金の付き合い方」を
知ることで、解決の糸口をつかむことができます。
そして、これからの人生で「お金のパワー」を存分に活用できれば、
未来はどんどんよりよいものに変わっていくのです。――著者

感想・レビュー・書評

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  • 著者が14歳の自分に向けて書いた本。
    「お金の話」とあるが、人生の話のほうが近い。
    わりと自己啓発本の内容で
    お金の勉強をしたい人には向いていないと思う。

    タイトル通り、高校生以下の人に読んでほしい一冊。

  • 【主人公我慢】
    日本人の会社嫌いはよくわかります。
    好き嫌いで会社を選んでないからです。

    会社の規模、一流、安定性、高い給料、福利厚生の良さなどで結局一流企業をめざします。
    そこには「好きだから」という項目がないのです。好きではないけどそれ以外はまあまあいいので仕方なくという我慢が生じています。

    確かに大企業はスケールメリットがはたらき、効率的なため、安く調達して高く売るシステムができています。その分、労働時間のわりには給料が高いです。(それでも欧米よりは時間換算の給与は低いです。大企業がこの状態ですから、日本の中小企業は給与面では悲惨な状況です)


    しかし、大企業に伸び代はありますか?

    ずっと中小企業のままで存在する(伸びがない)会社はよくないですが、産まれたばかりの中小企業(ベンチャー)には無限大の伸び代が存在しています。

    人が幸せを感じるのは絶対値の大きさではありません。絶対値は小さくても右肩上がりの状態、この状態に幸せを感じるのです。

    ベンチャー企業に就職するのも悪くはないですが、どうせならベンチャーを創りましょう。


    いい加減、「自分が主人公になる生き方」をしよう!

  • 自分の子供に送りたいと思った本です。
    自分の人生は他の誰のものでもなく自分のもの。
    自分の思う通りにすれば良い。
    若者に共感してもらえるといいなと思います。

  • 何にお金を使うか、で未来を作れる。
    と言う考え方がいいな、と思う。

    応援したいと思う会社にお金をつかうことで、
    その会社のサービスが育つ。
    結果、自分が便利だと思う社会になる。


    お金の稼ぎ方も、選択肢は無限であってよい、
    というのも良いと思う。

  • 子どもはまだ3歳と0歳だが、早く読ませたい。まだまだ先だが、それまで本棚にそっとしまっておく。手に取ってもらう日が来るのが楽しみだ。

  • 中高生の子供達に勧めたい。読んでくれるかな、、ある程度、社会に出てからでないと、お金の話はわかりづらい面がある。

  • 「お金」というよりは、経済や社会の仕組みを平易に説明しながら、生きて行くための基本的な指針を語ったような一冊。

    中学生ぐらいの子が読むには、今後の社会との関わり方を少し垣間見えて良いかなと感じた。
    もちろん、大人が読んでも気付かされる点は幾つもある。

  • 中国やアメリカでは自分の仕事や働く場所が好きと言う人は8割に対し、日本は4割。我慢の国民性だから。
    仕事は別に好き嫌いで選んでいい。稼ぐことも大事だが、幸福のためには働く場所くらい自分で選んでいいし、モチベーションを高めればそれだけ自己研鑽できる。

  • 「君が手にしている千円札は、"未来をつくる投票券"です」は確かにそうだなと思った。自分が何かにお金を払うということは、その何かを応援していることになるな、と改めて思った。
    意思を持って買い物をしよう、と思った。

    パラレルワーカーについては、私も著者が言うように自由に色んな会社に転職したり、副業したりできるような社会になって欲しいなと思っている。けど、長年一つのところで働くことでしか得られない学びや経験もきっとあるんだろうなとも思う。

    これからも引き続き考え続けたい内容だった。

  • お金の役割は「人と人が価値を交換する、あらゆる活動の媒体になること」である。

    モノやサービスをお金に交換できるという約束ができたからこそ、熱心に努力する人や才能を発揮する人が飛躍的に増え、文明社会の発展が加速した。

    買うものは、意識的に選ぼう。すると、好きな未来が近づいてくる。

    投資の観点から世の中を見てみると、自分がどんな仕事をして、どんな人生を送りたいのか、そのイメージが明確になるはずだ。

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著者プロフィール

投資家、レオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役会長兼社長 最高投資責任者。1966年富山県生まれ。国内・外資大手投資運用会社でファンドマネージャーを歴任後、2003年に独立しレオス・キャピタルワークス株式会社を創業。特に中小型株および成長株の運用経験が長い。一般社団法人投資信託協会理事。著書に『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(星海社)『14歳の自分に伝えたい「お金の話」』など多数。「お金」や「投資」を通して、株式会社や日本社会、世界経済のあるべき姿を模索し続けている。投資教育にも注力しており、東京理科大学上席特任教授、早稲田大学政治経済学部非常勤講師、叡啓大学客員教授も務める。2022年4月付けで小学生のレウォン社長が起業した株式会社polarewonにて、取締役チーフニコニコオフィサーに就任。

「2023年 『投資家がパパとママに伝えたい たいせつなお金のはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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