プログラミングの心理学 25周年記念版: または、ハイテクノロジーの人間学

  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839915940

作品紹介・あらすじ

プログラミングを人の行為の側面から考察した古典的名著。

感想・レビュー・書評

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  • 分厚くて尻込みしていたので、まとまった時間が取れるG.W.の課題図書として選書。サンプルが古すぎてトホホな感じ。今でも変わっていないこともあれば、(言語や開発環境などのお陰で気にしなくてもよくなった)変わってしまったこともある。なにしろ初版が1971年に書かれたものだし、25周年記念版の本書も2005年の本だから。人間(特にこの業界の人)は、不便や面倒くさいことが嫌いで、言語や開発環境などが進化して開発がしやすくなっていることには感謝しかない。

  • 10年程前に読んだが内容についてはまったく記憶に無い。
    少し難解なところもあるが、人とソフトウェアの問題を考えるいくつもの示唆を豊富に与えてくれる。

  • 古典を再読。プログラマを人間として扱うということ。コミュニケーションを発生させる仕組みをつくらないとな。
    もしあるプログラマがかけがえのない人物だというなら、彼をできるかぎり早く追い出せ。

  • この本が書かれたのが25年以上も前の外国であったと言うのに驚きです。この本で描かれているテーマや、実験の内容は、そのまま日本の現在のIT製造業界と通じるものがあり、これを心理学的な見地から考察しようと試みたのはさすがその分野が発展している欧米らしいと感じました。
    ボリューム満点ですが、読み通してみてなるほどなと思うところがあると思いますのでどうぞ一読をお勧めします。
    時代背景にも注目です。パンチカードによるバッチ処理とジョブセンター、想像するだけでわくわくします。

  • プログラミングの現場で発生する作業者それぞれの心理を分析した書物。
    「これ、現場ではよくある」という事例がたくさんかかれている。
    (時間の都合でまだ半分しか読んでいないのだが・・・)

    印象に残ったのは、「エゴレス方式」。

    自分の作成した成果物をレビューする(してもらう)際、
    いろんな指摘を受けるのは未だに気になる。
    せっかく作成したもの(+自分の人格)にケチをつけられているようで。

    しかし、複数の目を介在させた方が誤りがすくなるなるし、
    よりよいプログラム(成果物)ができあがるのだから、
    そもそも↑みたいな認識を捨てましょう、
    どんどん指摘してもらいましょう、というのが「エゴレス方式」。

    だから、レビューでは縮こまっていないで、好きなこと、思いついたことを言えばいいんです。
    それが妥当なら受け入れられ良くなるし、妥当でなければスルーされる、ってこと。

  • まだ読んでいない。

  • 所詮、システムを作るのは人間。技術問題に夢中になりがちな中、おいていかれがちな問題に焦点を合わせた古典。
    最近のXP/アジャイルでようやく回答が出されつつある問題。
    (旧版のフォント・装丁のほうが好きなので減点。)

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