永世竜王への軌跡

著者 : 渡辺明

• 毎日コミュニケーションズ (2009年7月25日発売)

作品紹介・あらすじ

羽生善治名人との最終局はまさに「百年に一度の大勝負」。その時3連敗から4連勝の奇跡が起きた。永世竜王誕生。

感想・レビュー・書評

[別府さんの感想 · 2013年10月18日]

読んでも面白い渡辺さんの竜王戦の実戦集。戦型は相居飛車が大半を占めるため、振り飛車党は手が出しにくいかも。

[sakusakutoさんの感想 · 2011年5月26日]

自身の棋譜解説がメイン。
そのなかにも、偉業達成のエピソードが織り交ぜてあり、読み物としても面白い。

[zokerさんの感想 · 2011年5月23日]

棋譜とかまったく読めない俺が楽しめたから、将棋好きな人はもっと楽しめるんだろうな。
見所は、毛筆を習う前と後の字の変遷。やっぱ練習大事やわー。

著者プロフィール

1984年東京生まれ。将棋棋士。1994年、奨励会入会。2000年、史上四人目の中学生棋士となる。2004年、棋界最高位の「竜王」を獲得。2008年、五連覇を果たし初代「永世竜王」の有資格者となる。以降、九連覇を達成。2013年、「王将」「棋王」を獲得し、三冠王となる。さらに2017年、棋王戦で五連覇を果たし史上二人目の「永世棋王」となる。趣味は競馬とフットサル。著書に『四間飛車破り』（全二巻、浅川書房）、『勝負心』（文春新書）、『渡辺明の思考：盤上盤外問答』（河出書房新社）等がある。

「2018年 『増補　頭脳勝負 将棋の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」