[カラー版] 瀬戸内海島旅入門

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839960063

作品紹介・あらすじ

いま、流行の瀬戸内の島旅。2016年、瀬戸内国際芸術祭が春・夏・秋会期で開催されているだけでなく、広島と愛媛をむすぶ「しまなみ海道」も人気です。どうしても「直島」だけが注目される瀬戸内海の島ですが、瀬戸内海にはドラマチックな島がたくさんあります。
本書は、『島―瀬戸内海をあるく1集~第3集』(みずのわ出版)や『日本〈島旅〉紀行』(光文社新書)など、日本の離島に関する数々の著作がある、斎藤潤氏による瀬戸内の島旅の本です。まずは初心者にむけさまざまな島を紹介しながら、島旅の始め方と楽しみ方を紹介します。

特に第3章の「魅力別・行ってみたい島」では、著者が実際に訪れた島をテーマ別に紹介していきます。
まずは、「日本のエーゲ海」とも喩えられる、瀬戸内海のビューポイントを3つ<城山(粟島―香川県)、金蔵山(柱島―広島県)、神峰山(大崎上島―広島県)>紹介します。
続いて、(1)最近元気な島 (2)うまい島宿 (3)猫の島 (4)歴史の香り漂う島々 (5)灯台で有名な島 (6)花が咲き誇る島々(7)伝統的な見物で見逃せない島 (8)島暮らしするように泊まりたい (9)息づいている伝統行事 (10)産業遺産の島々  (11)特別な歴史を持つ島々
のテーマで特徴のある島を掲載。特に「猫の島」では、津島(愛媛県)、野島(山口県)、佐柳島(香川県)の3島をクローズアップします。

瀬戸内国際芸術祭の舞台になる島としては、直島、女木島、小豆島、大島、本島、高見島を大きく取り上げています。

また、花が咲き誇る島々(因島(広島県)<除虫菊>、 岩城島(愛媛県)<桜>、小手島(香川県) <源平桃>、六島(岡山県)<水仙>)や、無人島(大黒神島(広島県)、宇治島(広島県)、円上島/股島(香川県))のルポも注目です。
さらに! めったに取り上げられることがない、とある宗教団体が購入した「黄島」(岡山県)への上陸ルポも!!
新書判(113×176mm)オールカラー320ページと分厚い本の中に紹介された島の数は約90島。あの「直島」だけが瀬戸内の島ではありません。
ぜひ、この本を片手に、瀬戸内海のさまざまな島に行ってみませんか?

感想・レビュー・書評

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  • 瀬戸内海の島々を、マイナーな島も含めて詳しく紹介した本。それぞれの島に個性があることがわかり、読んで島巡りをしたくなった。

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著者プロフィール

1954年岩手県生まれ。東京大学露文科卒。月刊誌『旅』などの編集に携わった後、フリーランスライターに。島、食、自然、農林水産業などをテーマに全国を巡り、膨大な取材量と独自の感性を生かした執筆活動に定評がある。島に関しては、南鳥島以外の日本の有人離島を全て踏破している。主な著書に『日本《島旅》紀行』『沖縄・奄美《島旅》紀行』『旬の魚を食べ歩く』(以上、光文社新書)、『絶対に行きたい!日本の島』(ビジュアルだいわ文庫)、『瀬戸内海島旅入門』(マイナビ出版)などがある。

「2019年 『シニアのための島旅入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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