万国菓子舗 お気に召すまま ~薔薇のお酒と思い出の夏みかん~ (マイナビ出版ファン文庫)
- マイナビ出版 (2016年8月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839960308
作品紹介・あらすじ
読むとお菓子が食べたくなる! ほっこり&しんみり、酸いも甘いも噛み分けて、味のある人生に当店のお菓子を。
九州・博多にある、和洋問わず客から注文があった菓子ならなんでも作ってしまう老舗菓子屋「お気に召すまま」。今日もサボり癖のある店主・荘介と、接客兼“試食係”のアルバイト・久美の二人でほのぼの営業中。
新年のガレット・デ・ロワや恋する薔薇酒、雛祭りのさげもん、博多山笠の水無月など客の思いに応える菓子をつくる日々だが、ある日久美は、荘介の友人で常連のフードライター・斑目が、店にあった夏みかんを避けていることに気づき…?
思いを届けるスイーツ、作ります。博多のほのぼのお菓子ライフ。
感想・レビュー・書評
-
こんなお菓子屋さんあったらいいなぁと思います。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んだ気がしてたけど未読だった。
荘介さんのキャラもいいけど
久美ちゃんが明るくて楽しい。
お菓子の知識が広がる。 -
一つ一つの話が短くて投げっぱなしになっているのが気になる。
そのためすべてが小ネタ集みたいになってしまっていて話に深みが無いです。
変にぶつ切りにしないでもうちょっとじっくりと一つのストーリーを描いてくれると良いのになと思います。 -
困った人がいい人になっちゃうのが甘いけれど段々ほっとした。フェーブ入りのガレット・デ・ロワやネグレクトを知らない久美が頼りない。特に前者は四年も菓子店にいるのにと感じてしまう。モンローで若さにしてもお話だからと割り切った。何話も跨ぐ斑目の秘密に焦れた。カーニバルなオリジナルもみじ饅頭が断トツの魅力。
-
店主の同級生であるライターの過去が。
ついでに、試食係の彼女の友人の話も。
こちらは完全なる浮かれ話になってます。
浮かれていると言えば、バレンタイン登場の男性。
それまで持っていくのはいいですけど、まさか一緒に
提出…はないか、と思っていたら、上司の話も。
そこで語られる、やっちゃった事件。
これはもう、恋愛状態なのが通じないと思われます。
頑張れ…。
子供の世界は、親でいっぱい。
それが辛いとも苦しいとも思わず、ただひたすらに
親だけを待つ日々。
身体が満たされるか、精神が満たされるか。
両方、が一番なのですが。
これもまた、解決しています。 -
万国菓子舗シリーズ2作目。今作は店主の荘介の親友、斑目にスポットライトが当たっていました。
ふざけていることが多い陽気な印象だった彼の暗い過去に、胸が痛くなりました。
どんな人にもきっと、人には見せない痛みがあるんだよなあと思いました。
主人公の久美や荘介、もう1人の親友の由岐絵の力で前を向いていけて良かったです。1人では乗り越えられない辛さも、側で支えてくれる人に救われて越えられることもありますよね。
久美と荘介の信頼関係にも安心しますが、更なる進展を予感させるシーンには胸がキュンとしました。
今後も見守っていきたいです。
-
全体で見ると斑目さんのお話がメイン。
ちょこちょこ明かされていくからもどかしい感じもするけど、少しずつ予想しながら読むのも面白い。 -
この本は電子ブックとして図書館に所蔵されています。紙の本は所蔵がありません。閲覧する場合は以下のURLからアクセスしてください。
https://web.d-library.jp/kokushikanlic/g0102/libcontentsinfo/?conid=295272
(LibrariEを利用するにはIDとパスワードを申請する必要があります。申請方法は図書館のHPからご確認ください。
https://www.kokushikan.ac.jp/education/library/librarie.html ) -
この本は電子ブックとして図書館に所蔵されています。紙の本は所蔵がありません。閲覧する場合は以下のURLからアクセスしてください。
https://web.d-library.jp/kokushikanlic/g0102/libcontentsinfo/?conid=295272
(LibrariEを利用するにはIDとパスワードを申請する必要があります。申請方法は図書館のHPからご確認ください。
https://www.kokushikan.ac.jp/education/library/librarie.html )