日本の島 産業・戦争遺産

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  • マイナビ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839961183

作品紹介・あらすじ

海上保安庁が1987年に調査した結果によると、日本を構成する島の数は6,852あるそうです。
このうち北海道・本州・四国・九州、場合によって沖縄本島も加えた4島または5島を「本土」と扱います。

本書では、主に本土以外の島に残された産業遺産や戦争遺産、文化遺産にスポットを当て、地図や豊富な写真資料とともに「島に遺された遺産」を紹介しています。その数、実に100以上。

たとえば対馬島(長崎県・対馬市)に残された対馬要塞姫神山砲台跡。
この島を紹介するために、島の簡略地図を掲載。島のどこに砲台跡があるのか。その砲台はいつ建設されたのか。どんな戦いの舞台となったのか。
そうした歴史的な背景についても解説しながら、現在どのような姿になっているかまで、その全容を知ることができます。

こうして解説されている遺跡は、佐渡金山や採石場跡、造船所跡など、約40項、100ポイント超。
「島」に関する著書を多数持つ斎藤潤が書き下ろす、最新の資料をご覧ください。

感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    第1章  戦争関連遺産
    第2章  産業・文化遺産

    <内容>
    元「旅」編集者の”島”に限った産業・戦争遺産。日頃はいけない硫黄島、沖ノ鳥島から猿島や友ヶ島まで。産業・文化遺産では軍艦島なども紹介される。本人が必ず上陸し、島を巡っている。本当は島の地図などを載せてほしいところだが、本当に充実している。

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著者プロフィール

1954年岩手県生まれ。東京大学露文科卒。月刊誌『旅』などの編集に携わった後、フリーランスライターに。島、食、自然、農林水産業などをテーマに全国を巡り、膨大な取材量と独自の感性を生かした執筆活動に定評がある。島に関しては、南鳥島以外の日本の有人離島を全て踏破している。主な著書に『日本《島旅》紀行』『沖縄・奄美《島旅》紀行』『旬の魚を食べ歩く』(以上、光文社新書)、『絶対に行きたい!日本の島』(ビジュアルだいわ文庫)、『瀬戸内海島旅入門』(マイナビ出版)などがある。

「2019年 『シニアのための島旅入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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