ブッタとシッタカブッタ 3 なぁんでもないよ
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2003年5月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840107730
感想・レビュー・書評
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第一・二巻は2003年に改めて発行されたものを読んだのですが、この第三巻は図書館都合で最初のものです。
後ろの三分の二が難しいです。
小泉氏も「この章は4コマだけ読んでも
すぐにはわからないかもしれないけど
ゆっくりどんどん読んでみてください」と書いています。
「大切なことだから何度でも言うよ
心はどんどん変化していくもの
永遠に変わらないものじゃない」
それはわかります
「部分的に見て知って
理解したと思いこんで満足しがちになる
満足するとそれ以上見なくなる
部分にとらわれて思いこみをより深めて
他の思いこみを持つ者と
争うはめになってしまう」
すごくわかりました
「『自分』をさがそうさがそうと思うと
『自分』はどこにも見つからない
さがすのをやめた時
まるごとの『自分』が見えてくる」
???です。
繰り返し読んで、考えてみたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブッタとシッタカブッタの問答が面白かった。そのまんまの自分を信頼できるようになれば楽になるなあと思った。
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「「この世界はあんたの心がつくり出しているんだ」と、ブッタは言う。ものの見方の癖を知ることで、わたしたちが自分の人生をどう見ているかが見えてきます。笑ったり、驚いたりしながら、思い込みの仕組みを発見することでしょう。マンガといってあなどれない、「心」を語る本。第45回文芸春秋漫画賞受賞作です。」全3巻
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また迷いが…という部分もありますが、シリーズを読み通してよかったです。
ただただ自分をみる。そうして見ようと思いました。 -
仏教の思想をベースに、
生きるとはどういうことか、
自分とはどういう存在か、
について、軽いタッチで切り込んでいる。
小学生高学年なら、
思索が深まるための、素敵な素材になる。 -
なぁんでもないよ(新装版)~(自分で読むべし)~(でも・ちょっと抜粋すると…)ぼくたちはものごとをついつい部分的に見てしまう 先入観や偏見もあるし 言葉という不完全な道具を使って考えたりするし ていねいに見ることをおこたったり 一点ばかり見つめてしまったりして 全体的にものごとを見ることはなかなかできないんだ/自分のことやまわりの人やものごとを 「そのまんま」見るのではなくて 「あるべきだ」「あるべきではない」という先入観を持って見たり なんらかの評価をして一面的に見てしまったりする 「そのまんまの自分」を見ることをこわがっている/部分的に見て知って理解したと主追い込んで満足しがちになる 満足するとそれ以上見なくなる 部分にとらわれて思い込みをより深めて 他の思い込みを持つ者と争うはめになる/自分を笑いなさいな 深刻になると 人生を見誤るよ
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ブッタの教えをマンガのブタがユーモアをもって紹介している本。
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不安なら不安なままでいい、あるがまま、そのままでいい。
忙しかったり嫌なことがあったり、心がざわざわしている時に読みたい本。 -
難しいです。
言葉で答えを見つけると安心する。けど、言葉で表せないことが沢山あって。それは言葉の限界なんだけど、言葉で名付けることによって初めて認識できることだってあるはず。
レッテルをはること
言葉に頼ること
認識すること -
一日3冊登録(このブクログに)を目標としています。
「ブッタとシッタカブッタ 3」に書かれている言葉
【おきてしまったことはそのまんましかない
ボクたちはそのまんまの今を覚悟するしかない
ボクたちはそのまんまでいいんだ】
この言葉、良いですね。
そうです、そうです。
そして、
【心もふくめてそのまんまあなただよ】
【不安をとりのぞくことなんてできないんだから
不安なままで安心しなさいな】
不安な気持ち、何か悩み事を持っている人は
この本を読んで、ほんの少し、心が安心するのではないでしょうか。
心の中に何かある人がこの本を読んで
少しでも安心できますように。
何か悩んでいる生徒がいたらこの本を差し出しましょう。