怪談実話系2(MF文庫ダ・ヴィンチ)書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840128247

感想・レビュー・書評

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  • 読書メモ 2023/01/18

  • 様々な作家さんのホラーが読める小説…
    第2弾。
    ゾワゾワする怖さ…ありました。
    夜の静かな環境で読むもの…オススメです。

  • 夢さんの「お化くず」では実話怪談7篇が楽しめました。安曇潤平さんの「青い空の記憶」は、山岳を舞台とした不思議な話。怖かったです。福澤徹三さんの「別れのきざし」読み終わったその夜、偶然にも!

  • 結末がはっきりしないお話の方が怖いのかもしれない、と加門七海さんの『いきよう』を読んで思いました。
    それにしても・・・現場に行く時は祓える人を連れていくべきじゃないのかなぁ。いくら加門さんが「見える人、感じる人」だからといって、それに頼りすぎるのは危険だと思う。今回のように、向こうが欺こうとしてくる場合もあるわけだし・・・。
    その辺りに少しもやっとしました。

    岩井志麻子さんのお話は、別の本に収録されているものもありますね。一部は知っていました。

  • このシリーズが前から好きで図書館で借りた。

    好きなのは加門七海さん「いきよう」
    雑誌『幽』の取材で岩手県遠野を訪れていた時の話。
    じわじわ怖い。


    立原透耶さん「夢告」
    函館へ出張がてら観光をしようと思っていた矢先、
    「鉄製の菱形を囲んだカゴメに気をつけて。
    近づいてはダメ。」と思わせぶりな夢を見た立原さん。
    『カゴメ』がなんだかよくわからないまま出発してしまい誘われやすく憑かれやすいのに迂闊という本領を遺憾無く発揮して酷い目にあってしまう。
    淡々とした語り口が良い。


    岩井志麻子姐さん「昨日の夢と今日の嘘」
    内容としてはすごく怖い話なのに、彼女が話すと何となく面白くなってしまう独特の語りロが好きだ。


    巻末の投稿怪談も面白くて読みごたえあった。

  • 怪談ではなく不思議系⁈
    軽く読めて後味も悪くない。

  • 2011年12月18日〜12月28日

  • お化くず/平山夢明
    白いカーテン/木原浩勝
    怪談BAR2/中山市朗

    3篇がとりわけ面白かった!
    特に「白いカーテン」
    目新しいシチュエーションじゃない感じなのにコワッッ

  • 山田野理夫氏の著作をもっと読んでみたいです。

  • 史上最恐、再び!磨きぬかれた語り口で際だつ、事実譚ならではの、この凄み!
    怪異と戦慄の世代間文芸バトル、ここに勃発!?斯界の先駆者・山田野理夫翁から気鋭の若手作家まで、怪談専門誌『幽』に集う恐怖のマイスターが続々参戦。
    虚実のあわいに絢爛と華ひらく「実話系」怪談競作集!
    大反響を呼んだ『怪談実話系』の興奮を、ふたたび。
    ――怪談専門誌『幽』の人気作家11名が腕をふるう、全篇書き下ろしの実話系競作集、第2弾!

    収録作品
    加門七海「いきよう」/福澤徹三「別れのきざし」/平山夢明「お化くず」/森山東「お茶屋怪談」/立原透耶「夢告」/木原浩勝「白いカーテン」/小池壮彦「浜辺の歌」/中山市朗「怪談BAR2」/安曇潤平「青い空の記憶」/岩井志麻子「昨日の夢と今日の嘘」/山田野理夫「緑の館」

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