好き、だった。 はじめての失恋、七つの話。(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫 ダ・ヴィンチ た 4-2)
- メディアファクトリー (2010年2月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840132367
感想・レビュー・書評
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すんなり読める、短編集。
「そんなの構わない」というフレーズと、『はじめてのお葬式』の話が好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
有川浩の「失恋の演算」が面白かったです。
タイトルが失恋の話になっているけど、どのへんが恋の話なのかよくわからないのもあった。 -
Hit and miss.
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人気作家7名の失恋アンソロジー。
有川浩と宮木あや子よかったなー。って、口コミみたらみんな同じこと言ってる(゜o゜)
有川浩「失恋の演算」
双子の兄の婚約者に恋をしてしまう物語。-好きになったのは、手に入ってはいけない人だった
彼女の本は『レインツリーの国』しか読んでいないけれど、やはり文章が魅力的。本当に気づいたら終わっていて驚く(短編集というのもあうけれど)。
最後の弟と兄貴の会話がかっこいい。特に弟の心情は共感できることが多々ある。うーん、おもしろい。
宮木あやこ「はじめてのお葬式」
好きだった人が交通事故で亡くなってしまう物語。-好きって気がついたけど、村崎君は遠くに行ってしまった。
登場人物のほとんどが魅力的。
いないはずの村崎にむかって実は好きだったことをいうところ(pp.213-214)は涙がこみ上げてくる。
最後の一言もまたいい。
初めての失恋にふさわしい素晴らしい葬式だったと思う。(中略)ひとつひとつの失恋に儀式があったとしたら、その儀式をする業者は儲かる p.216
(まっちー) -
有川さんの作品が読みたくて購入。
やっぱり有川さんの文章が大好き。 -
有川浩、宮木あや子目当て。
宮木あや子の「はじめてのお葬式」は『セレモニー黒真珠』の人々が出てきて、おもしろかった。 -
失恋をテーマにした短編集。でも人によってまるきり毛並みが違うのが面白い。
本当に短編で、あっさり読めるものが多いです。あっさりすぎて、こってり好きな人は物足りないかもしれません。
恋愛ものが好きだけどあまり本を読まない、という人にプレゼントしてはいかがでしょうか。
おすすめは宮木あや子さんの「はじめてのお葬式」です。