マタタビ潔子の猫魂 (MF文庫 ダ・ヴィンチ あ 4-1)

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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本棚登録 : 47
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840143646

作品紹介・あらすじ

無口で地味な派遣OL潔子は、困った同僚・神経質な上司・いじわるな友人たちに悩まされる日々。実は彼らには、謎の憑き物が…。潔子の怒りが爆発するとき、飼い猫=古来の憑造物・猫魂と合体して、黒ずくめの美女に変身する!第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞した痛快エンターテインメントが、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • yk

  • 日ごろよくある会社での不満を普通なら解決できずにいるところを本人の分身の猫が痛快に解決する。
    ユニークな本

  • シリーズ物にできそうなものだったが、最後に大団円。潔子さん、最後にいやなことをいや、っていえそうな予感。そしたら、メロはどうなっちゃうのかなぁ。

  • ☆2.4
    第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞って言うから期待したんだけどな。
    文章も軽く、よく言えば読みやすい、悪く言えば浅い。

  • かるくかるーく読めてしまう一冊。もうちょっといろいろヒネリが欲しかったなぁ。

  • 現代版必殺仕事人の様な感じ。…完全に主人公側が正って訳でも無いですが。職場に嫌な人がいてイライラした時に読みたい本(笑)

  • 勢いもあってスルスル読める〜

  • 猫(ただの猫じゃなくて猫魂だけど)の一人称というちょっと変わった本。なんていうかくだらない内容なんだけど、後読感には不思議なカタルシスがある。語り口も軽妙なので、なんとなくするすると読めてしまいました。
    設定はキライじゃないので続編を期待してしまいますが、続くと主人公でもある潔子が保たないかな?

  • 猫が好きだから買ったけどあまり関係なかったです。

    最後に猫達が集まってくる件はスキですが、お決まりの口上を文章で読むのは苦痛でした。しかも長いし。

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著者プロフィール

東京都中野区生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2009年、『マタタビ潔子の猫魂』(「ゴボウ潔子の猫魂」を改題)でメディアファクトリーが主催する第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞し、作家デビュー。13年、『駅物語』が大ヒットに。15年、『海に降る』が連続ドラマ化された。現代の働く女性、子育て中の女性たちの支持をうける。主な作品に『賢者の石、売ります』『超聴覚者 七川小春 真実への潜入』『真壁家の相続』『わたし、定時で帰ります。』など。

「2022年 『くらやみガールズトーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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