Hyper Hybrid Organization 01‐01 運命の日 (電撃文庫 た 5-6)
- メディアワークス (2001年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840217101
作品紹介・あらすじ
それは楽しいデートはずであった。しかし突然現れた黒い覆面集団とガーディアンの戦いに巻き込まれ、山口貴久の恋人緑川百合子の命はあっけなく奪われた。正義の味方とされるガーディアンの不可抗力ともいえるミス。世間の誰もがそれを責めることはなかった。ただひとり、貴久を除いて…。底無しの絶望の中で貴久は決意する。百合子を殺した「奴」を倒すと。超人的な力を持ち、まったく正体のつかめない謎の改造人間に復讐を果たすと……。高畑京一郎初の長編シリーズ第1弾。
感想・レビュー・書評
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ヒーローによる二次被害は、ガメラ3でも描かれた難しいテーマである。結果、主人公はライダーではなく、ショッカーに入る。仮面ライダーを平井和正がリライトしたら、この様になるのではないか。平成ライダーとも異なるテイストだ。
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シリーズ全部を高校時代に読んで以来読み返したこともないし、手元にもないけれど、数年経った今も何故か忘れられない記憶に残っている作品。続き出ないのかな……。
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あの組織とあのヒーローの戦いに巻き込まれた青年の復讐劇。
読まされた本だけど面白かったー!
ちょっと前に自分でも考えたことのある話題なんですが、物語の主人公が活躍する裏には、人知れず犠牲になってる人も絶対いるはずでしょ。下敷きにされた人から見れば、事件の全貌はがらりと変わる。当たり前のことです。
5人の殺された連続殺人事件を解決したと讃えられる名探偵は、2人目以降の犯罪を未然に防げなかったことを責められてしかるべきではないのか。
ヒーローの手により解放された売春窟の女たちも、食べて行くためには結局明日からも体を売るしかないんじゃないのか。
巻き添えで身内が殺された人にとって、その男はヒーローでもなんでもない。
そうやって、視点をずらした世界観がとても好みでした。
続き全部読むことになりそうですが、完結どころかちっともお話進んでいないらしいですね…。
おい…。 -
4月21日
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ヒーロー物?ヒール物?
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高畑京一郎が送る、ベタな設定第4段!!
今回はとうとうやっちゃいましたって感じです、果てしなく仮面○イダーです。
ベタっつーかなんて重い予定調和だ!
思い入れの無いキャラに死なれても読者ポカーンですよ!
序盤、序章、これからに期待してよう。