- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840224871
作品紹介・あらすじ
毎年、ある季節になると、空から鐘に似た音が降ってくる世界。『御柱』と呼ばれる宙に浮く巨大な柱がある世界。そんな世界に生じたひとつの噂話-。"深夜をまわる頃、『御柱』の一部に、若い女の姿が浮く-"事実を確かめに行ったフェリオの前に現われたのは、御柱の中に浮かぶ異装の少女の姿だった-。一人の少年と少女の出会いが歴史を創る…!『陰陽ノ京』、『パラサイトムーン』の渡瀬草一郎が渾身の力で作り出す『世界』と『人々』が向かう先は-。
感想・レビュー・書評
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「先に逃げろ! 走れ!」
毎年、ある季節になると、空から鐘に似た音が降ってくる世界。『御柱』と呼ばれる宙に浮く巨大な柱がある世界。そんな世界に生じたひとつの噂話ーー。゛深夜をまわる頃、『御柱』の一部に、若い女の姿が浮くーー゛
フェリオの達観した考え方にやれやれ系か、と思ったけれども自分が嫌なことを人にしないという基本姿勢に一気に好感度が上がった。大事な事だよ、本当に。そういうキャラがいいタイミングで良い人と巡り合えているストーリーに信頼度上がってく。自分を弁えているキャラが孤独過ぎると本当に不安になるので。孤独はダメだと、言えるフェリオは愛おしいなと思う。ストーリー的にはまだ全然導入部なので、これからどうなる!?というところだけど、伏線というか、興味深い設定がたくさんあるのでぜひとも続きが読みたいと思う作品でした。主要キャラみんな良き詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第1弾。
『陰陽ノ京』シリーズの人なので期待度大で読みました。
面白いじゃないですかぁ~
王道王宮物語@SFサスペンスって感じでしょうか?
主人公は第四王子で王位継承からは外れているが
王宮の中ではハブにされてるという可哀そうな環境。
王宮から目の届かない神殿に飛ばされているが
『御柱』から一人の少女が現れたことで大騒動に・・・
全12巻のシリーズらしい・・・後で追いかけよう。 -
もう五回目くらいの再読。このシリーズは読んでいて本当に飽きない!
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[2015.07.22]
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高校の時、ゆっけに借りたのがまた読みたくなって。
二人のヒロインが清楚で大人しめな性格なのが、最近流行ってる主人公取り合い系ハーレムものが理解できない私にはすごくツボ。むしろ譲り合っちゃってる(笑)二人ともすごく可愛いけど断然ウルク派。リセリナはなんかオドオドいい子過ぎて苦手…
イラストもとても綺麗でこの話によく合ってると思う。てか半分はウルクのイラスト見たさに読み直してる。ウルクのキャラデザは神だと思う。
長いから暇を見つけながらゆっくり読んで行きます。 -
モテる王子でした。
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前半の"承転"がスピーディーでおもしろい。
後半はちょっと先が読める展開だけど、キャラがうまく立ち回っててカバー。
でも、オチにもう一つ驚きがあれば良かった。
外伝は子供とシアとパンプキン -
今後、どうなるのか楽しみ。
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漫画を読んでいるような展開です。
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本編全12巻外伝1巻