神栖麗奈は此処に散る (電撃文庫 み 8-3)

著者 :
  • メディアワークス
3.61
  • (30)
  • (25)
  • (70)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 251
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840232678

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 頭使って読むのがすごく楽しいと思えた本ですねぇ!
    一つ一つ吟味して理解してやっと話が繋がったりww
    それ以外にもモノの例えが面白いと思えました^^

  • う~む、よく解らん。
    そう、こうモヤモヤっとしたものが・・・。
    ・・・はっ、これが神栖麗n・・・グフッ・・・

  • 『神栖麗奈は此処にいる』の続編、というか、同系の作品。

  • え?
    神栖麗奈さん…ですか…

    たしかに此処にいますけど……
    あの、あなた誰ですか?

    部外者に学園内の情報をお教えすることはできません。
    お引取り……え? 麗奈さんの落し物を?

    これは、たしかに麗奈さんの学生証ですね…
    失礼いたしました……では、ご案内いたしますね…

    ですが、麗奈さんはお会いになってくださいますかね……

    あ、いえ、こちらの話です。
    最近、誰も麗奈さんをお見かけにならないのですよ。

    え? この人型の白線ですか? 
    ここに麗奈さんは落ちてこられたのです。
    ほら、見えますか? あの屋上の鉄柵…あそこからお飛びになられたのです。
    ここでお散りになるために……ほんの数日間だけですけどね!

    ? 神栖麗奈は死んでいる? ふふ、愚かな人はそうおっしゃいますけど、麗奈さんが死ぬはずないんですよ。
    あの、神栖麗奈さんが…絶対に死ぬはずがないのです。

    証拠? そんなもの、これから麗奈さんに会うのですから、それが証拠でしょう?
    なにをおかしなことを……え? 帰る…?

    そうですか。。。勿体無いですね。
    では、これは私から……あら、足のお早いお方ですねぇ…

    ふふ、本当に勿体無いことを…
    あなた方は、帰ってしまったりしませんよね?

    麗奈さんにお会いになってください。
    どのみち、ここから引き返すことは不可能ですけどね…ふふ、ふふふふっ……

  • 未読

  • 「いる」の方の続編。
    神栖麗奈の原点!

  • 『僕らはどこにも開かない』と同じ作者さんの本です。

    これは続編に当たり、『神栖麗奈は此処にいる』が一巻に当たります。
    最初はそれに気付かず、「間違えて買っちまったぃ!」と慌てたものですが、あんまり深く考えずに読めば読めない事もないです。

    『いる』とは違い、範囲は神栖麗奈の所属していた女子校の話です。つまり、神栖麗奈の死ぬ前のお話です。
    時間がシャッフルされていて、一番最後に神栖麗奈の気持ちがわかるという構成になっています。

    自分は『いる』より『散る』の方が圧倒的に好きです。女子校というものに神聖さを感じているという単純な理由です。

    私が、屋上と飛び降りにロマンを持ったきっかけの本です。

  • 作品としては面白いんだろうけれど、やっぱり前作と比べると弱い感じがします。
    前作の付属品・おまけ・付け足しといった感が否めないかもしれないです…
    文章もただただ話を追ったカンジ。
    ちょっと力不足かと感じました

  • 純聖和学園の前生徒会長であり、おかしいくらい美しい存在。学園における「絶対」であり、指針、法律、目標、そして救いだった存在―
    ―神栖麗奈。

    彼女は此処にいた。
    そして、此処で散った。
    それが全ての始まりだった―。

    『神栖麗奈は此処にいる』続編登場。

  • 「そうやって鏡を恨んでも無駄よ」―――本文より抜粋

全24件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

『空ろの箱と零のマリア』『Fランクの暴君』(ともに電撃文庫)『恋する殺人オーディション』(MW文庫)など、多くの著作を持つ実力派作家。

「2019年 『利他的なマリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

御影瑛路の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×