- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840232678
感想・レビュー・書評
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頭使って読むのがすごく楽しいと思えた本ですねぇ!
一つ一つ吟味して理解してやっと話が繋がったりww
それ以外にもモノの例えが面白いと思えました^^詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
う~む、よく解らん。
そう、こうモヤモヤっとしたものが・・・。
・・・はっ、これが神栖麗n・・・グフッ・・・ -
『神栖麗奈は此処にいる』の続編、というか、同系の作品。
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え?
神栖麗奈さん…ですか…
たしかに此処にいますけど……
あの、あなた誰ですか?
部外者に学園内の情報をお教えすることはできません。
お引取り……え? 麗奈さんの落し物を?
これは、たしかに麗奈さんの学生証ですね…
失礼いたしました……では、ご案内いたしますね…
ですが、麗奈さんはお会いになってくださいますかね……
あ、いえ、こちらの話です。
最近、誰も麗奈さんをお見かけにならないのですよ。
え? この人型の白線ですか?
ここに麗奈さんは落ちてこられたのです。
ほら、見えますか? あの屋上の鉄柵…あそこからお飛びになられたのです。
ここでお散りになるために……ほんの数日間だけですけどね!
? 神栖麗奈は死んでいる? ふふ、愚かな人はそうおっしゃいますけど、麗奈さんが死ぬはずないんですよ。
あの、神栖麗奈さんが…絶対に死ぬはずがないのです。
証拠? そんなもの、これから麗奈さんに会うのですから、それが証拠でしょう?
なにをおかしなことを……え? 帰る…?
そうですか。。。勿体無いですね。
では、これは私から……あら、足のお早いお方ですねぇ…
ふふ、本当に勿体無いことを…
あなた方は、帰ってしまったりしませんよね?
麗奈さんにお会いになってください。
どのみち、ここから引き返すことは不可能ですけどね…ふふ、ふふふふっ…… -
未読
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「いる」の方の続編。
神栖麗奈の原点! -
『僕らはどこにも開かない』と同じ作者さんの本です。
これは続編に当たり、『神栖麗奈は此処にいる』が一巻に当たります。
最初はそれに気付かず、「間違えて買っちまったぃ!」と慌てたものですが、あんまり深く考えずに読めば読めない事もないです。
『いる』とは違い、範囲は神栖麗奈の所属していた女子校の話です。つまり、神栖麗奈の死ぬ前のお話です。
時間がシャッフルされていて、一番最後に神栖麗奈の気持ちがわかるという構成になっています。
自分は『いる』より『散る』の方が圧倒的に好きです。女子校というものに神聖さを感じているという単純な理由です。
私が、屋上と飛び降りにロマンを持ったきっかけの本です。 -
作品としては面白いんだろうけれど、やっぱり前作と比べると弱い感じがします。
前作の付属品・おまけ・付け足しといった感が否めないかもしれないです…
文章もただただ話を追ったカンジ。
ちょっと力不足かと感じました -
純聖和学園の前生徒会長であり、おかしいくらい美しい存在。学園における「絶対」であり、指針、法律、目標、そして救いだった存在―
―神栖麗奈。
彼女は此処にいた。
そして、此処で散った。
それが全ての始まりだった―。
『神栖麗奈は此処にいる』続編登場。 -
「そうやって鏡を恨んでも無駄よ」―――本文より抜粋