“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店 (電撃文庫 お 9-4)
- メディアワークス (2006年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840235945
作品紹介・あらすじ
この世界には『アンティーク』と呼ばれる物がある。年代物の骨董品や古美術品のことではない。幸運を呼ぶ石、未来の姿が映る鏡など、不思議な力が宿った器物を指す。世の中は広いもので、そんな怪しい物を扱う店があったりする。付喪堂骨董店〜FAKE〜。だが、名前の通り扱っているのはそれの偽物ばかり。無愛想な少女が不気味な品ばかり勧めるので閑古鳥が鳴いている胡散臭い店なのだ。でも、ごくまれに本物が舞い込んでくるから面白い。では、そんな変わった品を手にしてしまった人たちのことを、これからお話しよう。
感想・レビュー・書評
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2014-08-30
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ありがちな「奇妙で不思議な」話
駄目ではないが凡庸な加工 -
なんかこの時代の電撃文庫らしいなあという感じ/ 文章がスカしててかっこわるい/ 中身もスカスカで、文章自体の面白味は皆無/ 中身も対して面白くもなく、かといって本を捨てるほどつまらなくもなく/
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『アンティーク』と呼ばれるいわく付きの道具にまつわるお話。どろっとしたお話もあるし、かわいらしいお話もある。
2017/9/2 -
いわゆる伝奇タイプの作品。不思議な力を持ったアンティークと呼ばれる骨董品に纏わるちょっとだけ血腥かったりする内容。『像』の過去編は精神的に来るような話だったなぁ……
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【再読】
好みの雰囲気。どの話にもきちんと起承転結があるので、短編集でも満足できた。この手のシリーズはネタ切れが心配だな… -
まあまあ。
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二度目の読了。ここからシリーズ一気読み。
全体的に暗い話が多いので敬遠してたのだけど、それがこのシリーズの味なんだよなあ。今回は前回よりもそれを楽しめた気がする。
伏線の張り方とその回収が鮮やかで好き。毎回そうくるかあ、と騙される快感が楽しい。
四章の咲ちゃんがかわいい。 -
不思議な力を持つアンティークがもたらす四つの短編集。
一つ一つの話の中で起承転結がきちんと作られており、とても読みやすかった。特に伏線の配置は見事。
最初からヒロインの咲が主人公に好意を持っており、第四章はお弁当を作ったり、財布をプレゼントしてあげたりとかわいかった。
次巻もこの二人のやり取りが見たいとともに、どのようなアンティークが出てくるか楽しみである。 -
短編集ライトノベル最高傑作☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
内容は「アンティーク」というちょっと変わった力が備わった骨董品を売る店でバイトをしている主人公が出会った事件について
神様のメモ帳やダンタリアンの書架が好きな人にはオススメ
作品はストーリー、キャラ、伏線すべてのレベルが高く短編集とは思えない面白さ
ヒロインも可愛いですし、読みやすい一作