世界の中心、針山さん(2) (電撃文庫 な 9-21)

著者 :
  • メディアワークス
3.76
  • (78)
  • (61)
  • (128)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 734
感想 : 39
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840237246

作品紹介・あらすじ

埼玉県所沢市に住むその男の名前は針山真吉。眼鏡をかけて憎めない顔をしている一般人。父・母・姉・弟の四人家族の世帯主。他に特徴は-特になし。そんないたって普通な針山さんの周囲では、毎度毎度様々な出来事が起きている。狂気の事件に遭遇するタクシーの都市伝説、ヒーローよりも強い無敵な下級戦闘員の悲哀、殺し屋と死霊術士と呪術士のゾンビ戦争、そして、様々な人々が絡み合う惨劇の結末-。果たして、彼が事件を惹きつけるのか、それとも彼が世界の中心なのか!?人気イラストレーターコンビで贈る短編連作、第二弾登場。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 埼玉県所沢市に住むその男の名前は針山真吉。眼鏡をかけて憎めない顔をしている一般人。父・母・姉・弟の四人家族の世帯主。他に特徴はー特になし。そんないたって普通な針山さんの周囲では、毎度毎度様々な出来事が起きている。狂気の事件に遭遇するタクシーの都市伝説、ヒーローよりも強い無敵な下級戦闘員の悲哀、殺し屋と死霊術士と呪術士のゾンビ戦争、そして、様々な人々が絡み合う惨劇の結末ー。果たして、彼が事件を惹きつけるのか、それとも彼が世界の中心なのか!?人気イラストレーターコンビで贈る短編連作、第二弾登場。

  • 不思議な事が起これば、それらすべてに
    ちょっと関係している針山さん。

    都市伝説に勝ってしまったタクシーですが
    『彼』本体はどちらに所属しているのでしょう?
    あっち、だとは思うのですが、何だか混乱してきます。

    雑魚戦闘員からの、組織内部。
    いや、彼の存在自体が不思議な状態ですけど
    次の次にもご登場。
    間のゾンビ話は、妙というか、それでいいのか…。
    本人幸せなら、あり?

    しかし、前回の問題も小出し包装なので
    どう関係してくるのか。
    むしろこれ、全部終了できるのでしょうか?

  • 1巻を読んだのが前すぎてほとんど覚えていない中、2巻だけでも話についていくことはできた。でも前の話を覚えていた方がより楽しめたんだろうな感は強い。
    ホラーは苦手なジャンルだから、ちょっと読むのが辛い話もあったかな。でも最終的に繋がっていくのはスッキリ。まぁここまで何でもアリなら、繋げていくのも何とかなるのかなぁと思わなくもないけど……でも難しいことだよね、やっぱり。

  • これだけ話が繋がると短編集って感じじゃないなぁ、執筆の順番で実は独立してるって説明だけど・・ただ、幽霊にゾンビ、ヒーロー話でも残酷な場面が多く・・ホラーは苦手なんです^^;
    こういう部分があるから、バッカーノも中断してるんですよね~キャラは好きだけど(笑)今回のお気に入りは、もちろんNo.37564とシルクちゃんです。3でも出てくるかな?

  • 埼玉県所沢市に住むその男の名前は針山真吉。眼鏡をかけて憎めない顔をしている一般人。父・母・姉・弟の四人家族の世帯主。他に特徴は―特になし。そんないたって普通な針山さんの周囲では、毎度毎度様々な出来事が起きている。狂気の事件に遭遇するタクシーの都市伝説、ヒーローよりも強い無敵な下級戦闘員の悲哀、殺し屋と死霊術士と呪術士のゾンビ戦争、そして、様々な人々が絡み合う惨劇の結末―。果たして、彼が事件を惹きつけるのか、それとも彼が世界の中心なのか!? 人気イラストレーターコンビで贈る短編連作、第二弾登場。

  • 話の一つ一つは全く関連付けて作るつもりは無いらしい。なのにちゃんと最終話で繋げているのが凄い。
    「37564人目の悲劇」が個人的に1番すき。強すぎるからこそ見えてくる弱さ。だからこそ、さらに強さを求めるようになっていく様。下級戦闘員っていうのがまたいい。

  • ああー、これめっちゃ好きだわ(^_^)
    全部の話が繋がるから、すごいと思う。

  • レインとグレイがなんだか好きです。それぞれのお話が最後つながって、いつも通りすっきり。
    don't of the deadはちょっとホラーだった。えぐれるのとか想像するとちょっと気持ち悪い…。でも、最後真白さんの優しさにほっとします。

  • 所沢などを舞台とした作品です。

  • 柏木クロス、最っ高。
    それにつきる。
    ヒーローものがこんな風になるとはなかなか予想できない。
    1作目にでてきた、サマーちゃんやムーとルルがまた登場したり、最初から読んだ人ならものすごく楽しめる。
    かといって、この作品から読んだとしても充分おもしろい。
    この人の作品は私の予想の斜め上、いや、それ以上の展開を用意していて、ホント飽きない。
    短編でも、最後にぐいっといろんなものを線でつないでいくあたり、マジですげぇ。
    としれじぇは怖かったけど(笑)。

全39件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆。小説以外にも『デッドマウント・デスプレイ』(スクウェア・エニックス)などの漫画原作のほか、ゲームシナリオやドラマ原作など多種多様な作品を手掛ける。

「2023年 『シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

成田良悟の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×