源敬様御代御記録1 (史料纂集 古記録編)

制作 : 徳川林政史研究所 
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840651806

作品紹介・あらすじ

尾張藩の初代藩主、徳川家康の九男、徳川義直(1600~1650)の出生から没後の四十九日法要までの年代記。「源敬」とは、徳川義直が自ら定めた神主号「二品前亜相尾陽矦源敬」に由来する。原本は、36冊伝存し、公益財団法人徳川黎明会徳川徳川林政史研究所の所蔵。
<br/>義直の母は、家康の側室であった御亀の方(志水宗清女、相応院)。慶長5年(1600)11月28日、義直は関ヶ原合戦の直後に誕生(幼名は五郎太)し、翌々年には甲斐国25万石を拝領し甲斐藩主となる。甲斐国に入国することなく生母とともに駿河国駿府に在城し、平岩親吉が家老・傅役となり、さらに直臣や武田家の遺臣らが家臣団として編成されていく。
<br/>義直は、慶長11年(1606)に元服し、翌12年4月、兄である松平忠吉の死去にともない尾張国清洲藩主となり、名古屋に築城し根拠地とする。平岩親吉ら家臣団も尾張国に移り、平岩は附家老として犬山城主となり尾張の領国経営を支えていくことになる。
<br/>慶長19年(1614)、義直は大坂冬の陣で初陣を遂げ、翌年の夏の陣でも天王寺・岡山方面で戦闘に参加。
<br/>

著者プロフィール

1948年、広島県生まれ。1971年、國學院大学卒業。1992年、国学院大学博士(歴史学)。国学院大学栃木短期大学、聖心女子大学教授を歴任。現在、公益財団法人徳川黎明会徳川林政史研究所所長。 ※2021年11月現在
【主要著書】『徳川将軍政治権力の研究』(吉川弘文館、1991年)、『江戸城御庭番』(中央公論社、1992年〈吉川弘文館、2018年〉)、『江戸城』(中央公論新社、2008年)、『刀剣と格付け』(吉川弘文館、2018年)

「2022年 『徳川将軍政治権力の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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