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- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784842702698
作品紹介・あらすじ
本書は著名なノーベル賞物理学者のS.Weinbergによる「場の量子論」、邦訳全4巻の第3巻である。現代の素粒子論における標準理論の基礎をなす非可換ゲージ理論が導入され、また場の理論の現代的手法である有効場の理論、くりこみ群、大域的対称性の自発的破れの一般論が展開される。同時に、標準理論のうち強い相互作用を記述する量子色力学のくりこみ可能性とこの理論の大きな特徴である漸近自由性及びカイラル対称性の自発的破れが、それらの一般論と有機的に結びつきながら具体的に解析される。
感想・レビュー・書評
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第15章 非可換ゲージ理論の後半は初めて見る展開。前半のBRSTはおなじみだが、マスター方程式、バタリン・ビルコビスキー形式などは初見。
第19章 大域的対称性の自発的破れはどの教科書よりも詳しく論じている。群論の知識が必要。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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