Webコミュニティでいちばん大切なこと。 CGMビジネス“成功請負人”たちの考え方
- インプレス (2007年12月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844325079
作品紹介・あらすじ
みずからWebコミュニティを立ち上げ、運営し、試行錯誤をしながら育ててきた8人の著者による、Webコミュニティ運営の実践書。コミュニティのつくり方から、運営方法、収益化の手段、最新のビジネスモデルの分析、そして昨今急成長を遂げるモバイルコミュニティまで、それぞれの得意分野についてのノウハウがあますところなく披露されている。
感想・レビュー・書評
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こういう、いかにもタイトルで釣るような本は買ってはいけない。
アマゾンのなか見検索で、中身を見れば分かるが、余白が多く、文字が少ない。このような本は、本の厚みに対して内容が薄い。買ってはいけない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
WEBコミュニティで大切なこととは?
→コミュニティの育て方は、
誕生期はレスポンススピードを重視し、頻繁な告知によりユーザーを集める
幼年期は新機能を追加し、既存ユーザーの定着を図る
思春期は集客ノウハウと落とし穴に注意し、コンセプトを改めて明確にする
青春期は利益化に注意する、つまりどこでマネタイズするかが重要
WEBコミュニティの収益モデルはCREAM、つまり、有料課金、著作権、EC、マーケティングデータがある -
メディアとして、プロモーションの手段としてウェブコミュニティは乱立しています。
これをうまく成長させていくにはどうすれば良いか。
ロケットスタート・セプテー二・ループス・ドリコムなど、様々な企業のウェブコミュニティ担当者がそれぞれの切り口から語ります。
本書におけるコミュニティというのはSNSやファンページのようなものに限らず、ニコ動やソーシャルコマースなど、いわゆるCGM的な仕組みを含むすべてのサービスを含んでいます。
ウェブコミュニティはトライ&エラーが基本ではありますが、無駄なエラーは事前に減らすことができると思います。様々な事例が引用されているので、トライする前に本書を一読することをおすすめします。 -
Webコミュニティの立ち上げや運用について。
実際の企画・運用・管理を説明する。コミュニティの立ち上げ、育て方からコミュニティで収益をあげるための方法まで、実際の体験者ならではの話が続く。 -
Webコミュニティを制作・運営する実務的なレファレンス本。
実務からきたノウハウを専門用語を極力使わず解説してくれてます。
以下、自分用メモメモ・・・・
■提供サービスの基本機能
1、レビュー 2、掲示板 3、ブログ 4、Wiki 5、Q&A
6、投票 7、プロフィール 8、私書箱 9、足跡 10、アルバム
■サービス構築時の留意事項
1、ユーザーと同じ目線に。(敬い過ぎない)
2、高級感よりも居心地のよさ
3、文字の素材化は避ける
4、公開時はトップページが大事
5、入力フォームの手間は最小限
6、他のユーザーの口コミを表示しておく
■コミュニティを軌道に乗せるには
1、150人のファンをつくる
2、登録者が1万人ぐらいの規模でメールマガジン
(内容:テーマに関するNews、ランキング、裏話、更新情報)
3、SEO対策
(URLを変更しない、他サイトからのリンク、
ページ単位のコンテンツを多めに。)
→コミュニティはS字カーブで増える。
■キャズムを乗り越えるには
→一般ユーザーを対象に機能を変更させる必要がある。
■リスクマネジメント
炎上するのは。。。
1、不正行為・反道徳的なこと 2、ユーザーサポートで不快感
3、運営が説明責任を果たしていない
アラシ対策
1、ガイドラインをもつ
2、書き込みにテーマを持たせる。
(×:なんでも書き込んでください ○:~について教えてください) -
2年前の本なので、古い部分はあるが、考え方や経験など参考になる部分は多々ある。
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各所でWebコミュニティを立ち上げてきた第一人者たちが、コミュニティを始め方、運営方法、リスクマネジメントなどを丁寧にわかりやすく解説してくれる本。執筆者には第一線でビジネスを手がけてき人物を揃えたたようで、新しい動きや技術にも詳しい。話題はコミュニティーサイトに止まらず、広告手法やサイト収益化、さらにはモバイルサイトにまで及び、人気のサイト事例も詳しい。専門用語(アルファベット頭文字が多い)解説やサイトアドレスなど脚注も充実している。最新web事情に詳しくなかった身には大変勉強になった。
webの世界の進歩は著しく、コミュニケーションのあり方を大きく変えている。。個人は発信や交流の場をネットに移し、企業は口コミをマーケティングプロセスに組み込もうとしている。そして技術革新の速さがそれを加速している。
怖いのは、テレビや新聞などの既存メディアにのみ頼っていると、新しい動きにはますます疎くなることだ。自分は今コミュニティサイトの立ち上げを考えている訳ではないが、この本で得たインプリケーションをまたどこかで利用したいと思うし、何より紹介されている注目のサイトを訪れてみたい。 -
実例も多くて、超わかりやすくWeb communityについて教えてくれる。
基本的なことがまとまっていて、WebCommunityをはじめるときに読んでおくととっても勉強になると思う。
専門で用語も多く説明してくれているし、わかりやすかった。
なんで早くこの本を読まなかったんだ!と思った。
この本で「ブクログ」の存在を知り始めてみました。
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4章秀逸。5章あとで詳しく読む。